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【フレームワーク】ビジネスで使える思考一覧表(課題、分析と戦略)

ecoslymeです。

 

皆さんは仕事で行き詰ってどうしたら良いか分からない、といった状況に陥ったことはありませんか?

おそらくほとんどの人があるのではないでしょうか。

 

できることは全てやった、だがもう無理だ。 そんな場面もあるでしょう。

ですが、そんな時に一度ビジネスフレームワークを使って、深く考えてみてはいかがでしょうか?

 

体系化されている思考方法で考えてみることで、自分の考えを整理することができますし、新たな発見があるかもしれません。

何よりも、物事を考える上で成長できる思考方法です。

 

この記事では、そんな便利なビジネスのフレームワークについて使えるものを一覧でまとめたものです。

今後、各々のフレームワークについて記事をご紹介していこうと思います。

 

ビジネスで使えるフレームワークの一覧表

ビジネスのフレームワークと一口に言っても、使う目的が様々です。

 

ここではビジネスのフレームワークについて、主な活用場面に分けてご紹介します。

ここで書かれていない場面でも活用できることもありますので、状況に応じて使い分けて下さい。

 

課題発見のフレームワーク

課題発見のためのフレームワークについて紹介します。

 

※クリックでリンクへ飛びます

フレームワーク概要
As is To be理想と現実のギャップを把握し、改善する。
ロジックツリー要素間の関係をMECE(モレなくダブりなく)に、体系的に全体を捉える。
緊急度/重要度マトリクス緊急度と重要度を2軸に分け、優先順位を決めていく。
なぜなぜ分析ある問題とその問題への対策に関して、その問題を引き起こした要因についてなぜと複数回考えていく。
バリューチェーン分析原材料を調達してから、商品やサービスが顧客に届くまでに企業が行う活動の連鎖(チェーン)を、モノの連鎖(サプライチェーン)だけではなく、価値の連鎖(バリューチェーン)として捉える。
ペイオフマトリクス縦軸に「成果」、横軸に「難易度」をとり、マトリクス上に複数の案をマッピングする。
KPIツリーKGI(Key Goal Indicator: 重要目的達成指数)という大目標を構成する要素を一階層ずつ分解し、ツリー状に可視化する
AARRR収益化を目指すWebサービスで見られる成長戦略。アクセスを集め、利用開始して貰い、利用率を高め、紹介制度で拡散し、収益最大化を目指していく。
PDCAPlan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、業務を継続的に改善する。
OODAObserve (観察)→ Orient (状況判断、方向づけ)→ Decide(意思決定)→ Act (行動)の4段階を繰り返し、目的を達成していく。
業務棚卸し業務の種類と内容、作業時間を可視化して、業務効率化を目指していく
GROWモデルGoal(目標の設定)→ Reality(現状の明確化)→ Option(行動計画の作成)→ Will(動機づけ)の順番に思考を重ねて行動案を策定し、実行する。
Will/SkillマトリクスWill(やる気)とSkill(スキル)の2軸を用いて、「部下のポートフォリオ」を把握する
ECRS(イクルス)Eliminate(排除)→ Combine(結合と分離)→ Rearrange(入替えと代替)→ Simplify(簡素化)の視点と順番で業務効率化、業務改革・改善を行う。

 

戦略と分析のフレームワーク

戦略と分析のためのフレームワークについて紹介します。

 

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フレームワーク概要
3C分析Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)を知ることで、マーケティング環境をMECE(モレなくダブりなく)に把握する。
4P分析Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(プロモーション)を知ることで、ブランディングやターゲットを探っていく。
SWOT分析Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)のマトリクスを利用して、自社にとっての市場機会や事業課題を発見する。
PEST分析Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)を用いてマクロ環境分析を行う。
ファイブフォース分析既存同業者との敵対、新規参入企業の脅威、代替品の脅威、売り手の交渉力、買い手の交渉力、の5つの競争要因を分析することによって、企業の競争優位性を決める構造特徴を明らかにする。
コアコンピタンス分析自社の事業や製品の源となっている技術力であるコア・コンピタンスを特定する。
VRIO分析Value(経済価値)、Rarity(希少性)、Imitability(模倣困難性)、Organization(組織)の4つの区分で自社の経営資源(人・モノ・資金・情報・組織)について、市場での競争優位性を把握する。
STPSegmentation(市場細分化)、Targeting(ターゲット設定)、Positioning(ポジショニング設定)を用いて、市場における自社の立ち位置を明確にする。
AIDMA・AISASAttention(注意)→ Interest(関心)→ Desire(欲求)→ Memory(記憶)→ Action(行動)の順が、消費者の購買までの心理プロセスを表す。

インターネットの普及した現在では、次のAISASの方がより適している可能性がある。Attention(注意)→ Interest(関心)→ Search(検索)→ Action(行動)→ Share(共有)

ポーターの3つの基本戦略コストリーダーシップ戦略、差別化戦略、集中戦略、が自社が属する業界内で持続可能な競争優位を構築するための3つの基本戦略。
アンゾフの成長マトリクス縦軸を「市場」、横軸を「製品」として、それぞれ「既存」、「新規」の2区分を設けて4象限のマトリクスとし、企業の成長戦略オプションを抽出する。
7つのSハードの3S:Strategy(戦略)、Structure(組織)、System(システム)と、ソフトの4S:Shared Value(価値観)、Staff(人材)、Skill(スキル)、Style(スタイル)を用いて、組織の全体像と要素間の連携を捉える。
バランストスコアカード学習と成長の視点、業務プロセスの視点、顧客の視点、財務の視点を用いて企業のビジョンや戦略を実行・管理する。

 

最後に

フレームワークの思考が出来ない、慣れていないことは今後非常に不利になってきます。

 

周りの優秀な人たちはみなフレームワークの多くを知っているでしょう。

 

そんな人たちと一緒に仕事をしていると、話がかみ合わなくなってくる可能性もありますし、置いていかれると思います。

 

過去の偉人たちが考えに考えて、今でも使われる思考法なので便利なことは間違いないのでしょう。

 

この記事で思考に対する姿勢が変わった方がいれば非常に幸いです。

 

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