【USCPA】資格取得に必要な勉強時間は1500〜2000時間

ecoslymeです。

このページでは、USCPA(米国公認会計士)の資格をするのに必要な勉強時間について、私の経験を元に公開させて頂きます。

学生や社会人になって時間がないため、これから勉強しようと考えている資格がどれほど時間がかかるのか気になるもの。

 

ネットや予備校では○○時間と書いてあるけど、本当にそうなの? そう思っている方も多いと思います。

そこで、具体的な私の勉強時間をもとに、信憑性のある時間を計算していきたいと思います。

 

筆者のスペック

まずは、USCPAの勉強を始める前の私のスペックについて記載していきたいと思います。

・大学 :東京大学(理系)

・英語 :TOEIC 800点代 中盤

・簿記 :2級(USCPA受験時には長い年数が経っており、ほとんど忘れてしまっています)

・職歴 :営業、管理部門(財務経理以外)

 

基本的なスペックで言えば受験者のレベルの平均より高いと思いますが、簿記や財務経理の知識に関しては素人同然でした。

 

また、バリバリの理系でしたので統計学や若干のITの知識はあるといえども、簿記はもちろんのこと法律や税法、監査などは全く勉強しておらず知識はありません。

 

なお、私はアビタス(Abitus)という予備校を利用しておりました。

 

合格者のスペック(T社の合格者体験記から)

・大学:東大、京大、旧帝国大学、早慶、地方国立、MARCH

・業種:金融、海外の会社、監査法人

・職種:財務、経理関係がほとんど

※A社の合格者体験記では大学名を公表していない

 

予想通りではありますが、有名大学が並びます。また、監査法人に勤めている人(合格時に監査法人で働いていたか不明)もいますが、財務や経理の人が多いです。

 

資格取得に必要な時間

受験手続き

勉強時間に入る前に、受験手続きでかかる時間について考えたいと思います。

ここでは受験資格に必要な海外大学の単位を取る時間を省きます。

項目必要な時間備考
NIESへの学歴評価依頼10時間・必要書類を郵送で提出する必要があります。

・海外の機関のサイトに登録する必要があります。

・自分の卒業した大学に卒業証明書、成績証明書を発行して貰う必要があります。

CSUEB(海外の大学)成績証明書の発行依頼5時間・海外の大学の単位が必要です(予備校で取得できます)

※ここでは勉強時間は含んでおらず、登録等にかかる時間を書いています

初回出願5時間・NASBAという機関でアカウントを作成するなどの作業が必要です。
NTS(受験票の発行)2時間・初回は悪戦苦闘しますが慣れてくれば簡単に発行できます
合計22時間・基本的には予備校で貰うマニュアルを見ながらですが、慣れない作業をするのに非常にストレスがかかります。

・正直二度とやりたくないです。費用も結構取られます。

 

各科目の勉強時間

手続き関係が終わったところで、ようやくですが各科目にかかった勉強時間を計算していきたいと思います。

 

英文会計入門

項目必要な時間備考
講義聴講時間

+1回目 MC問題

30時間・私の場合、1.5倍速〜2倍速でEラーニングの講義を見ていました

・MC:マルティプルチョイスで四択問題もセットで解いていました

海外単位取得1時間・1時間のテストを受けて、海外の単位を取得していきます。
合計31時間・2週間位で頑張って終わらせました。

FAR

受験回数は1回です。

項目必要な時間備考
講義聴講時間

+1回目 MC問題

120時間・私の場合、1.5倍速〜2倍速でEラーニングの講義を見ていました

・MC:マルティプルチョイスで四択問題もセットで解いていました

2回目以降 MC問題95時間・2回目のMC問題を解き、できなかった問題のみ何周もできるまで繰り返しました
テキスト読み返し30時間・テキストの詳細部分まで見直していました。この時問題は解いていません
海外単位取得5時間・各1時間のテストを受けて、海外の単位を取得していきます。
予備校プレテスト10時間・4時間のテストと復習時間も含みます。
合計260時間・8ヶ月くらいかかりました。

・TBS(Task based Simulation:いわゆる文章題)は解いていないのでかなり早い方ですが、これだけかかってしまっています。最初に挫折しかかりました。

 

BEC

受験回数は2回です。

項目必要な時間備考
講義聴講時間

+1回目 MC問題

85時間・私の場合、1.5倍速〜2倍速でEラーニングの講義を見ていました

・MC:マルティプルチョイスで四択問題もセットで解いていました

Writing対策30時間・BECだけWritingがあります。いくらやってもここが通過できなくて挫折するという人が大多数いると考えています。
2回目以降 MC問題100時間・2回目のMC問題を解き、できなかった問題のみ何周もできるまで繰り返しました
テキスト読み返し20時間・テキストの詳細部分まで見直していました。この時問題は解いていません
TBS問題30時間・2週しました。MC問題と違い文章題で分量が膨大のため、できなかった問題を再度解く事はしていません。
海外単位取得7時間・各1時間のテストを受けて、海外の単位を取得していきます。
予備校プレテスト20時間・4時間のテストと復習時間も含みます。
合計292時間・理系チックな問題が多かったので正直舐めていました。おそらく皆点数が高いので、高得点での勝負になると思います。

・合計で4ヶ月程かかっています

 

AUD

受験回数は3回です。

項目必要な時間備考
講義聴講時間

+1回目 MC問題

70時間・私の場合、1.5倍速〜2倍速でEラーニングの講義を見ていました

・MC:マルティプルチョイスで四択問題もセットで解いていました

2回目以降 MC問題110時間・2回目のMC問題を解き、できなかった問題のみ何周もできるまで繰り返しました
テキスト読み返し30時間・テキストの詳細部分まで見直していました。この時問題は解いていません
海外単位取得2時間・各1時間のテストを受けて、海外の単位を取得していきます。
TBS問題60時間・3週しました。MC問題と違い文章題で分量が膨大のため、できなかった問題を再度解く事はしていません。
予備校プレテスト30時間・4時間のテストと復習時間も含みます。
合計302時間・本番のレベルとあまりにAbitusのテキストの問題のレベルがかけ離れており撃沈しました。小さい文字の隅々まで完璧に覚えてようやく合格最低点レベルの印象でした。

・合計で5ヶ月程かかっています

 

REG

受験回数は2回です。

項目必要な時間備考
講義聴講時間

+1回目 MC問題

80時間・私の場合、1.5倍速〜2倍速でEラーニングの講義を見ていました

・MC:マルティプルチョイスで四択問題もセットで解いていました

2回目以降 MC問題140時間・2回目のMC問題を解き、できなかった問題のみ何周もできるまで繰り返しました
テキスト読み返し30時間・テキストの詳細部分まで見直していました。この時問題は解いていません
海外単位取得3時間・各1時間のテストを受けて、海外の単位を取得していきます。
TBS問題60時間・2週しました。MC問題と違い文章題で分量が膨大のため、できなかった問題を再度解く事はしていません。
予備校プレテスト30時間・4時間のテストと復習時間も含みます。
合計343時間・本番のレベルとあまりにAbitusのテキストの問題のレベルがかけ離れており撃沈しました。小さい文字の隅々まで完璧に覚えてようやく合格最低点レベルの印象でした。TACの教材を取り寄せようか本気で悩みました。

・合計で6ヶ月程かかっています

 

全科目合格後の手続き

項目必要な時間備考
Washington州へのTransfer関連の手続き20時間・Alaska州で出願したため、日本での実務経験が認められるWashington州へTransferする事で、ライセンスが発行されます。

・英語で経歴書や、Abitusへの提出資料作成が必要です。

・最後の最後まで手続きは本当に面倒でした。二度とやりたくない。。。

AICPA 倫理試験10時間・合格するまで受ける必要があります。2回落ちました。
Washington州 倫理試験20時間・全科目1発合格の猛者でも2〜3回は落ちるという試験。問題が中途半端な聞き方をしてくる事もあり、オープンテキスト形式で回答できますが、めちゃくちゃ難しいです。最後は勘でした。3回落ちました。

※落ちても何回も受けられるのでご安心を

合計50時間・全科目合格後からグダグダと3ヶ月くらいかかりました。

・結局、ライセンスは全科目合格後の5ヶ月後に届きました。

 

USCPA 資格取得にかかる勉強時間

英文会計入門、FAR、BEC、AUD、REGの4つ全ての合計時間を合わせると、1,228時間となりました。

ちなみに、休憩時間は全く入れていません。

 

1時間に1回8分ほどのタバコ休憩などもしていましたので、1,228時間✖️8/60≒164時間がおおよその休憩時間となります。

休憩時間は勉強する社会人にとって必ず必要な時間と考えます。

 

それも勉強時間に含めるとなると、1,228時間+164時間=1,392時間≒1,400時間

これがUSCPA取得にかかった私の時間のかかった勉強時間となります。

 

全ての手続きの時間も合わせて考えると以下の時間になります。

1,400時間+22時間+50時間=1,472時間≒1,500時間

 

USCPA 取得にかかる全体の時間

上記の時間をまとめます。

USCPAを取得するためにかかる時間

勉強時間:1,228時間

受験手続きにかかる時間:22時間

全科目合格後の手続きにかかる時間:50時間

必要な休憩時間:164時間

合計の時間:1,464時間 ≒ 1,500時間

 

USCPA取得にかかるTotalの時間は1,500時間という結論になりました。

なお、私は予備校で勉強していたので、移動時間を考慮すると更にかかるでしょう。。。

 

また、私の場合FARでTBSを解かずに合格していますが、かなり珍しいと思います。

普通はこの TBSを解いてから受験するので、1週したとして少なくとも50時間は追加でかかると考えます。

 

Expireを経験していない(日本人の場合おそらく10〜15%位と想定しています)ので、これも経験するとなると更に200〜500時間は追加でかかると思います。

 

TOEICが700点くらいの方であれば更に200時間程はかかると想定されます。

 

つまり、状況によって勉強時間だけでも2,000時間はかかることも覚悟しなければなりません。

 

予備校のマーケティングについて

巷では「USCPA取得にかかる時間は1,000時間、1年間で合格します!」と宣伝されていますが、これは予備校の集客マーケティングが上手いと言わざるを得ないでしょう。

 

認知度がそこまで高くないので、ほとんどの人は信じてしまいます。

 

様々な資格サイトを見ても、資格取得目安時間が1,000時間と書かれてしまっています。根拠はここから取ってきているのでしょう。

これらのサイトを見て読者も信じてしまう。だけど実際はそんなに甘くない。

 

USCPAの合格者何人かに聞いた事がありますが、取得するのに2年後半〜3年後半がほとんどで、人によっては5年間かかる人もいました。

(もちろん1年くらいで本当に取得する人もいます)

 

最後に

ここまで見て下さりありがとうございます。

おそらくUSCPAに興味のある方々なのかと思います。

 

この資格に挑戦される場合は心してかかって下さい。同時にその挑戦を心から応援したいと思います。

世間では簡単な資格のようにマーケティングされていますが、難易度は高くそれだけ価値のある資格です。

 

資格取得後には必ず明るい未来が待ち受けています。

 

USCPAはアビタスAbitus)がおすすめです。

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