【USCPA】独学で合格することは可能か?その価値はあるのか?

ecoslymeです。

 

この記事をご覧人なられている方は、少なからずUSCPA米国公認会計士)について興味のある方かと思います。

 

USCPAは難易度の高い試験であるため、資格取得のために予備校に通わなくてはいけないよね、と考えられる人が多いと思います。

実際のところ、予備校に通わなくても資格って取得できるのでしょうか?

 

USCPAの予備校にかかる費用としては、25万円〜75万円を想定する必要があります。

 

費用面だけ見れば、通わなくて良いのであれば通わない方が良いでしょう。

この記事では、独学でUSCPAを目指すメリットがあるのか、またそもそも独学で合格は可能なのかについてご紹介したいと思います。

 

USCPA 独学のメリットとデメリット

 

早速ですが、USCPAを独学で目指すメリットデメリットについて多角的に分析していきたいと思います。

 

費用について

一番に独学のメリットといえば、予備校代の費用がかからないことでしょう。

私が予備校と受験で実際にかかった費用に関しては下記の記事にまとめています。

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これは25万円〜75万円を節約することができます。

なお、教育訓練給付制度により、予備校代金の一部返還が可能なので、対象となる受講料や教材費用の20%を給付金として受け取ることができます

 

つまり、5万〜10万円が返還されるため、実質的には予備校代20〜65万円ということになります。

減額といっても高額なので、この費用がかからなければありがたいでしょう。

 

教材内容について

大手3社(A社、T社、P社)に関しては、各々別の教材を用いています。

 

いずれの予備校の教材にしても、今の時代メルカリで購入することが可能です。

ですが、テキスト全ての費用としては5万円〜10万円位します。

 

なお、USCPAは税法などの項目も扱っており、法律が変わってしまうと、テキストがバージョンアップされていきますが、メルカリから購入した場合は、もちろんバージョンアップには対応できません。

 

直近では、トランプ政権に変わってから税法が大きく変わっています(TC&JATax Cut & Jobs Act)ので、テキストとしても税法の部分で約3割は変更されています

 

USCPAを2年〜3年勉強する間にテキストがバージョンアップされるリスクは非常に高いでしょう。

また、変更点のどこがポイントなのかも分かりません。

最新の出題傾向もわかりませんし、最新の模擬試験も受けることができません。

 

私は模擬試験だけでも点数は10点アップしたと感じています。(テスト後に2回復習しています)

テキストのみの場合、どこが重要かが分かりません。

 

講義では通信教育のようにE-Learningができます。

講師が講義をしてくれるので、授業として聞くことができますので、理解のスピードが段違いでしょう。

 

これは誰か友人のアカウントを借りれば出来るのかもしれませんが、貸してくれる友人はいないのではないでしょうか?

(自分は大金を払っているのに、なんだこいつは?と思われてしまいますし、契約的にもアウトでしょう)

 

勉強環境について

勉強環境については一番の注目点だと私は思います。

 

例えば大学受験で駿台予備校は、他の予備校(Yゼミ、K合、T進)に比べて講師の知名度が高くありません。

ですが、東大の合格数実績は日本一です。

 

これは駿台が講師を有名にするアピールをしていないこともありますが、一番は学習環境が一番良い予備校と言われているからです。

学習環境というのは自習室の環境はもちろんですが、最大の要因は生徒の質が高いことによります。

 

質が高いというのは、モチベーションが高く、誘惑に負けない心や挫折しない心を持っている人が多いこと、自分で考えられることができる人のことを指しています。

 

周りのやる気がなければ、自分のやる気も出てこないというのが通常でしょう。

予備校に来る人は、社会人にも関わらず大金を払って、疲れた体で予備校に通っている人々です。

 

やる気は十分でしょう。

こういう環境に置かれれば自分もかなりやる気が出てきます。

 

 

予備校通いしない人、できない人にとっては自宅や、図書館で勉強することになると思いますが、これは独学で勉強する人と条件は同じになるでしょう。

 

つまり、勉強を予備校ではなく常に自宅や、図書館で行っている人にとっては勉強環境の点において、ディスアドバンテージにはならないでしょう。

 

ですが、携帯やテレビなどの誘惑に負けてしまう人にとっては、独学というのは非常に厳しい環境でしょう。

また、毎回カフェや図書館で席取り合戦をしたり、周りがうるさいとなれば集中するのが大変でしょう。

勉強環境はルーティンで使用できるところが絶対に良いです。

 

オススメの机や椅子、勉強環境については以下の記事にまとめていますので、よろしければご覧下さい。

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受験要件と受験サポートについて

独学で一番気になるのが、この受験要件受験サポートではないでしょうか。

 

このサポートがなければ受験に集中できず、分からないことはかなり時間をかけて自分で調べて、英語で米国の人(AICPAなど)と交渉する必要が出てくるかもしれません(出願手続きなど)

 

この部分は、思い返すと自分だけでの対応はほぼ無理だと思いました。私が独学であれば、この時点で挫折したと思います。

勉強に集中できないでしょう。

 

また、USCPAの受験要件には、会計単位ビジネス単位の取得が必要となっており、これを独学で取得するのは困難です。

いわゆる詰みです。独学は諦めましょう。

(受験資格に関しては以下の記事にまとめています)

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単位だけを取得するというプランはどの予備校にもありません

アラスカ州が一番ゆるい受験要件ですが、会計単位15単位以上となります。

 

ちなみに、受験要件を満たせば4科目合格までは単位は心配する必要はあまりないと思います。

合格後は一番要件のゆるいワシントン州へトランスファー出来るので、ライセンスの発行が可能です。

※広義での実務経験(経験の許容範囲は広い):1年間 2,000時間以上

 

ですが、ライセンス取得要件の一番ゆるいワシントン州でライセンスを取得したい場合、会計24単位ビジネス24単位が必要です。

※会計は、うち15単位がUpper divisionの必要あり

 

なお、実務経験がない人でもグアム州Inactive Licenseの取得が可能です。

 

ライセンス取得サポートだけで予備校を利用することは可能なようなので、各州のライセンス取得要件である「USCPAのサインを貰う」ということができます。

 

 

その他、分からない部分を質問することができないので、分からない内容は自分で考えるか、Googleで調べるしかないでしょう。

 

私は約2年間の通算で20〜30回位は質問してます。

質問により理解が深まったことは言うまでもないでしょう。

バージョンアップされたテキストもプリントアウトして貰い、とても助かった覚えがあります。

 

USCPAを独学で取得することは可能か?

さて最後に結論に移りたいと思います。

 

USCPAを独学で取得することは可能です。

ですが、既に会計単位を15単位取得している人に限ります。

(理系の私はもちろん0単位でした)

 

ですが、非常に効率が悪いでしょう。

環境が整っていない分、挫折する可能性は格段に高いです。

鉄のような意志を持っている人でないと後悔することになるでしょう。

 

以上の情報を表にまとめます。

項目メリットデメリット
費用
  • 実質、20万円〜65万円を節約できる
  • 予備校を全く利用出来ない
教材内容
  • 好きな教材をメルカリで選べる
  • 教材をメルカリで購入しても5万円〜10万円かかる
  • バージョンアップに対応できない
  • 最新の試験の出題傾向が分からない
  • 授業が受けられないため、テキストのどこが重要か分からない
  • E-Learningができる
勉強環境
  • 独学に慣れている人であれば関係なし
  • 周りの人の意識の高さ、やる気を見てモチベーションを保つことができる
  • 自習室が自宅や職場から遠い人は不便
  • カフェや図書館で席取り合戦が必要で、無駄な体力や精神の浪費がある
  • 仕事疲れの後、家に帰ればドッと疲れが出て勉強に集中できない
受験要件
  • 特になし
  • 出願手続きなどの対応を自分で行う必要があり、何が受験要件に必要かを自分で確認するしかない
  • 会計15単位を取得していなければならない
  • ライセンス取得には、会計24単位、ビジネス24単位が必要
受験サポート
  • 予備校のライセンス取得サービス有料で受けられる
  • 気軽に分からない部分を質問できて、理解が非常に深まる
  • いろいろな悩みに相談に乗って貰える
総合判断
  • 独学は可能だが労力が非常にかかり、挫折する可能性が非常に高いというリスクに晒される
  • 予備校を利用することがUSCPA取得への近道であり、社会人にとってはほぼ必須

 

予備校を利用することが社会人にとってはほぼ必須でしょう。

たった20万円〜65万円を節約するために膨大な労力、時間を割いて更に挫折や、受からないというリスクに晒されるのであれば、素直に予備校を利用することでしょう。

 

予備校選びは以下の記事にまとめています。

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おすすめはアビタスAbitus)です。

資料の請求等は以下から可能です。

 

最後に

 

USCPAの独学は茨の道です。

独学で合格した方は正直すごいと思います。

 

私は東大はほぼ独学で合格しています(小中高浪人合わせて、1年間だけ予備校に通いました)。

そんな私が、USCPAは予備校が良いと考えた根拠が、この記事でご紹介した内容になります。

 

無駄な部分に労力と時間を割いて、更にリスクを取るのであれば効率が悪いと考えて、思い切って予備校を利用しました。

結果、大正解でした。

 

このUSCPAを目指している人は年配の方もいれば若手の方もいるでしょう。

どちらかといえば若手が多いと思います。

 

費用を割くのが難しいと考えられる方も多いと思いますが、人生で大きな決断にはこのような大きな費用を払う覚悟も必要ではないでしょうか。

中途半端に終わらないで下さい。

 

ご興味が湧いた方は、是非予備校のセミナー(無料)へ参加してみても良いと思います。

この記事が、あなたの背中を一押しできるのであれば非常に嬉しいです。