ecoslymeです。
皆さんの商社マンへのイメージってどんなイメージでしょうか?
- 体力がある
- 仕事ができる
- フットワークが軽い
- 飲み会が多い
- お酒が強い
- メンタルが強い
- 話が面白い
- コミュニケーション能力が高い
- リーダーシップを持っている人が多い
いろいろなイメージを持っている人がいると思います。
上で挙げた特徴の内、全てを持っている人もいますが、持っていない人ももちろんいます。
話が面白くない人もいるし、お酒がめっちゃ弱い人もいます。
実はコミュ力の低い人もいたりします(稀ですが)。
ですが、共通して言えることは皆メンタルが半端なく強いです。
メンタルがもともと強い人も多いですが、メンタルが鍛えられて強くなる人もいます。
商社は日々戦場のようなところであり、パワハラやアルハラなどのハラスメントは当たり前の状態です。
1年目の新人でもメーカーとユーザーに挟まれ、あたかも一般企業での中間管理職のような板挟みになって挟まれる状況を経験し、死ぬほど辛い思いを経験する人が多いです。
ここは戦国時代か!?
と思えるくらいです(笑)
私はもともとメンタルは強くないですが、入社前の時や入社後に色々とメンタルを強くしてきました。
この記事では、そんな商社で働く私がメンタルを強くする方法について色々な方法をご紹介していければと思います。
メンタルを強くする方法
気の持ちようだけでそんな効果ってあるのかということですが、私はあると思います。
気の持ちようが変わるだけで世界が変わるように見えます。
気持ち(幸福感、ストレス、緊張などの状態)によって脳内物質(ドーパミンやセロトニンなど)の分泌量が変わり得るとのことです。(東邦大学)
そのため、気持ちといってもただのメンタル論ではなく、実際に科学物質も関係するということから、精神論や根性論でななく科学論なのです。
精神論という言葉を聞いて変な拒絶反応を持たずにこの記事を読んで貰ればと思います。
それでは本題に入っていきたいと思います。
メンタルを強くする方法として、私は以下の6パターンがあると考えています。
- 負荷の大きい経験をする
- 自分以上に大変な人を見る
- 大義を見失わない
- 仲間を作る
- 休息を取る
- 後ろ盾を身につける
以上の各々について解説していきます。
負荷の大きい経験をする
まず最初は、「負荷の大きい経験をする」ということです。
逆にこの記事を見ている人の中で、今その負荷の大きい経験をしている最中だからそれに耐えるため、メンタルを強くしたいんだよ、とお考えの方もいるかもしれません。
一旦読み飛ばして頂いても良いですが、またこの章に戻って最後にでも読んでもらえればと思います。
この負荷の大きい経験は仕事でなくても良いです。
プライベートでも、家庭の中でも結構です。
何か大きい経験をして下さい。
海外に一人で旅に行くというものでも良いです。
人は大きい経験をすると、それより小さな経験は大したことがないと思ってしまいます。
例えば、今会社の上司に怒られることが苦痛でしょうがないと思っているのであれば、自分が小学生の時担任の先生に怒られた時の気持ちを思い返してみてください。
小学生の時に怒られたことなんて大したことないって思えますよね?
同様に、今苦痛に感じていることもそれよりキツイ経験をすれば大したことないように思えてきます。
人生の経験値の違いですね。
プレッシャーを感じなければ精神状況が悪くなって更に仕事に影響が出てしまうという、デフレスパイラルが起こりません。
これって結構重要です。
例えば、海外に行って言葉も通じない、誰も助けてくれないというような状況や死ぬほど怖い経験をしてから、無事日本に帰って来れたら日本での仕事って大したことないなって思えてくるかもしれません。
社会人スポーツなどで強豪相手に勝つために死ぬほど辛い合宿を経験して、強豪チームに勝ったなどの経験をすれば、仕事の小さいところでぐちぐち言っている上司が小さな哀れな存在に見えてくるかもしれません。
自分以上に大変な人を見る
負荷の大きい経験の擬似体験でも良いかもしれません。
自分以上に大変な人を見ることで非常に勇気をもらうことができます。
おすすめはベーリング海のカニ漁です。
ブラック企業どころではありません。
40日間の許された期間だけ、ベーリング海でカニ漁を行うことができて500〜1,500万円を稼ぐことができますが、普通に死人がでます。
睡眠時間は毎日3時間くらいで、日々罵倒の嵐です。
後半は頭がおかしくなって、腹立たしい船員を海の外に投げて殺害することもあるようです(噂ですが)が、事故なのか事件なのかは分かりません。
こんな強靭なメンタルが人がいることを見ると何か勇気がもらえますし、自分の置かれている環境がちっぽけに感じます。
大義を見失わない
何事においても自分の柱となる大義を見失わないで下さい。
自分には夢なんてないよ、という方でも良いです。
近い将来のことでも目標は作ってください。
転職することが目標でも良いです。
レールが見えれば、下を向いていても歩き続ければゴールが見えてきます。
逆にゴールが遠過ぎれば、何も見えなくなってしまうので足元すら見ておらず、コースを外れてしまう可能性もあります。
つまり、辛い時には目先のことだけを考えていても良いということです。
将来こんなことをしたいのに今全然できてない、、、
そんな状況の中、将来に漠然と不安を覚えてしまってはただ鬱になってしまうだけです。
そのため、今ある仕事を終わらせることに全力を注ぐという短いゴールで良いわけです。
その積み重ねは結果として必ず良い経験となるので、先を見すぎて勝手に鬱にならないことが重要です。
仲間を作る
一緒に頑張れたり、愚痴を言い合える仲間を作ることをして下さい。
仲間がいることでメンタルは強くなっていきます。
ナラティブセラピーというものがあり、思っていることを言葉に出すだけで精神的に非常に楽になります。
仲間がいなければ、これを言える人がいないので余計ストレスが溜まってしまい、しまいにはパンクしてしまいます。
ですがあまり言いすぎると人が離れていってしまうので、愚痴を言う時はスパッと言い、すぐに切り替える気持ちが必要です。
仲間に救われることもあれば、自分が仲間を救うこともあるでしょう。
そうやってメンタルはお互いに強くしていくことが出来ると考えています。
休息を取る
その名の通り、休息を取ることをして下さい。
私の経験上、睡眠不足になると鬱のような気持ちになるスピードが早いです。
思い切って寝てしまって下さい。
時間のない方も会社から帰って来て、PCなどで遊ばずに1日だけでもすぐに寝て見てください。
気持ちがかなり楽になります。
また、休日は無理にでも外に遊びに行くなど気晴らしをしてストレス発散をしてみて下さい。
疲れているから家でゆっくりしたいのに、外に行くのかよと思うかもしれません。
私の友人で始発から終電まで仕事をしていて、上司に詰められていて鬱になりかけている人がいました。
かなり久しぶりに高校の友人が複数集まる会があり、その会に連れて行こうとしましたが疲れているし、鬱気味だから行きたくないと言っていたため、強引に連れ出したことがあります。
これが功を奏し、久々にあった仲間たちとのコミュニケーションで、自分の置かれている境地が大したものではないと思えるような気持ちに思えてきたようです。
労働時間は少しずつ改善され、同時に上司が小さい存在に見えてきたようです。
気の持ちようがガラッと変わりました。
その友人には今でも感謝されます。
あの時強引に連れ出されなかったら、自分が今どうなっていたか分からないと言っていました。
外に出て日の光を浴びることで、チーズなどから摂取したトリプトファンがセロトニン(快楽物質)になり、メラトニン(睡眠ホルモン)へと変化する科学的な変化もあります。(管理薬剤師.com)
また、友人とのコミュニケーションなどで、近況の気持ちを共有して気が楽になります。
イメージとしては、ボコボコにされたメンタルも休息をとれば更に強くなる(ドラゴンボールの仙豆理論?)のではないでしょうか。
後ろ盾を身につける
最後の項目としては、後ろ盾を身につけるというものです。
後ろ盾というのは、人でも良いかもしれませんが、私としては資格をオススメします。
例えば、同じ会社の役員で釣りが趣味なので一緒に釣りに行き親睦を深めるということも良いでしょう(釣りバカ日誌ですね)。
何かあった時に助けてもらえるかもしれません。
ですが、その人もいつまで会社にいるか分かりませんし、他力本願ですね。
それであれば、自分を強くしてみましょう。
どんな資格が良いかというと、仮に会社に嫌気がさしてしまったらいつで辞めてやるという覚悟が持てる資格が良いでしょう。
経理部であれば簿記1級を持っていれば強いかもしれません。
情報システム部であれば、プログラミング系の資格だったり、ITストラテジストが良いかもしれません。
人事であれば社労士など、色々あると思います。
(もちろん一例なので、部署に見合った資格については各自調べてください)
その資格の中で、私が一番オススメするのがUSCPA(米国公認会計士)です。
これは経理部でない人でも、社会経験のないフリーターの人でも監査法人などに転職できるような資格です。
ご興味のある方は以下の記事をご覧ください。
ecoslymeとです。 社会人にとって何か良いおすすめの資格はないか、とネットを調べてみると最近よく目にするこの名前。 米国公認会計士(USCPA)とは一体何なのか、気になる方も中にはい[…]
資格という後ろ盾があるだけで、メンタルはかなり強くなります。
何言われても気にしなくなります。自信にも繋がってきます。
最後に
いかがでしたでしょうか?
最後まで読んで頂いたということは、少しでも今の状況を打破したいと思っている人が多いのではないでしょうか。
気持ちの持ちようだけでもメンタルは強くなっていきます。
また、行動を起こすというアプローチからでもメンタルは強くなっていきます。
この記事紹介した中で、しっくりきたものがあれば是非今日からでもトライしてみてください。
メンタルが強くなることで、今まで挑戦しなかったようなことも出来るようになるし、行動の選択肢が増えてきます。
この記事が皆様のお役に立てば非常に幸いです。