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【USCPA】年収はいくらなの? 国内・海外についてご紹介します

ecoslymeです。

 

USCPA米国公認会計士)を取得してみたいと思っているけれども、取得したしたところで年収はどれほど上がるの?

 

転職して年収が下がってはあまり嬉しくありませんよね。

 

ですが、個人で年収の情報を集めるのはなかなか面倒です。

 

そこでこの記事では、USCPAの年収について日本に限らず、海外(主にアメリカ)も含めた情報をご紹介したいと思います。

 

USCPAの転職に興味のある方は以下の記事をご覧ください。

 

USCPAに強い転職サイト・転職エージェント5選(30代・40代OK)

USCPAの年収について

早速ですが、USCPAの年収についてご紹介していきたいと思います。

 

ここで、USCPAと言っても一概に年収を把握することは非常に難しいです。

 

USCPAの資格を取得していても、その資格を生かした仕事をしていない人も多くいます。

 

そのため、まずはUSCPAを所持している人が大多数転職している、監査法人の年収についてご紹介していきたいと思います。

 

監査法人とは

監査法人は大きいところであれば、Big4中堅監査法人があります。

 

Big4の監査法人については、皆さんも一度は名前の聞いたことのある会社名が書かれているのではないでしょうか。

 

売上規模は、年間で約400億円〜1,000億円となります。

 

  • EY新日本有限責任監査法人  (アーンスト・アンド・ヤングと提携)
  • 有限責任あずさ監査法人   (KPMGと提携)
  • 有限責任監査法人トーマツ  (デロイト トウシュ トーマツのメンバーファーム)
  • PwCあらた有限責任監査法人 (プライスウォーターハウスクーパースと提携)

 

次に中堅監査法人ですが、だいたい売上Top5〜10の監査法人のことを言います。

売上規模は大きく下がり、年間で約20〜60億円となります。

 

  • 太陽有限責任監査法人
  • PwC京都監査法人
  • 東陽監査法人
  • 優成監査法人 ⇨ 太陽有限責任監査法人と合併(2018年7月)
  • 三優監査法人
  • 仰星監査法人

 

また、監査法人にはもちろん日本の公認会計士が多く在籍していますが、給与面等の待遇はUSCPAとほとんど変わらない、というか変わらないと言われています。

 

監査法人の年収について

それでは気になる監査法人の年収について、ご紹介していきたいと思います。

 

監査法人は以下のように役職が設けられており、ほとんどの監査法人は以下の役職の形態となっています。

 

・スタッフ

・シニアスタッフ

・マネージャー

・シニアマネージャー

・パートナー

 

スタッフが一番下の役職であり、表の下にいくにつれて役職が上がっていきます。

 

Big4監査法人と中堅監査法人の役職ごとの年収を表にまとめます。

また、想定される年齢も横に記載します。

 

役 職Big4監査法人中堅監査法人年齢(想定)
スタッフ500~650万円400~550万円22〜26歳
シニアスタッフ700~850万円600~750万円27〜30歳
マネージャー900万円~1,100万円800~1,000万円31〜34歳
シニアマネージャー1,200万円〜1,400万円1,000〜1,200万円35〜39歳
パートナー1,500万円~1,300万円~40歳〜

 

 

Big4監査法人は、中堅監査法人に比べておおよそ100万円ほど年収が高いことになります。

 

Big4監査法人は、30代前半で既に年収1,000万円を得ていることになります。

 

中堅監査法人でも、30代中盤から年収1,000万円を得ることができます。

 

日本人の30代前半〜中盤の平均年収が約400万円〜約450万円であることを考えると、監査法人の年収は破格と言えるでしょう。

 

公認会計士の年収

監査法人の年収は上でご紹介した通りですが、では日本の公認会計士の場合、年収はいくらになるのでしょうか。

 

日本の公認会計士でも監査法人であれば、USCPAと同じなので、ここでは公認会計士の資格を持っている人の年収をご紹介していきたいと思います。

 

企業の規模は4段階に分け、男女別・男女合計で集計しています。

 

それでは2018年のデータを用いて、公認会計士の年収をご紹介します。

 

2018年性別年齢(歳)勤続年数(年)所定内
実労働時間数
(時間)
超過
実労働時間数
(時間)
きまって支給する
現金給与額
(千円)※1
所定内
給与額
(千円)
年間賞与
その他特別給与額
(千円)※2
年収
(※1)×12
+(※2)
10人以上の企業合計38.210.1163215785032,2079,140
40.512.1157185104431,9188,038
男女計38.610.5161215644912,1498,919
1,000人以上36.810161255925052,4659,574
39.712.5154215414622,1748,666
男女計37.410.5159245824972,4069,390
100〜999人27.52.5168533472398775,045
56.57.512101,0871,08714313,187
男女計36.94.1153365865136407,671
10〜99人44.910.717265174991,0447,247
43.510.717163313168024,768
男女計44.610.717164804639966,754

 

・賃金構造基本統計調査では、労働契約、労働協約あるいは事業所の就業規則などによってあらかじめ定められている支給条件、算定方法によって支給される現金給与額のことを「きまって支給する現金給与額」といい、それから、次に述べる超過労働給与額を除いた額を「所定内給与額」としています。

・ただし、算定期間が3か月を超えて支払われる給与の額および支給事由の発生が不確定な給与の額は、「年間賞与その他特別給与額」に含められます。超過労働給与額とは、次の給与の額をいいます。

・時間外勤務手当、深夜勤務手当、休日出勤手当、宿日直手当、交代手当

 

100〜999人の女性のデータが少しおかしいような気がしますが、以上のような結果となりました。

 

企業全体としては、公認会計士の平均年収は約890万円となりました。

 

1,000人以上の企業の公認会計士の年収が一番高く、940万円となっています。

 

平均年齢は37.4歳です。

 

公認会計士の年収は、企業の人数が多いほど高くなる傾向となっています。

 

単純な比較をすると、公認会計士の年収は企業よりも監査法人の方が高そうです。

 

また少し話が脱線しますが、ここで興味深いのは人数が1,000人以上の企業では「超過実労働時間数」は男女計で24時間となっていますが、100〜999人の企業で36時間となっており、1,000人以上の企業の方が100〜999人の企業よりも「12時間」残業時間が短いことになります。

(実労働時間と残業時間を合計したときの差は6時間

 

データの取り方が同じなのか、正確に報告しているかという懸念はありますが、大企業の方が残業時間が少ないということを示唆していそうです。

 

つまり、公認会計士として企業に勤める場合、大企業の方が年収が高く、労働時間も短い可能性が高いということです。

 

海外のUSCPAの年収について

最後に、海外のUSCPAの年収についてご紹介します。

 

海外のUSCPAの年収は気になりますよね。

 

勤続年数平均年収($)平均年収(万円)
〜1年47,000〜68,500520〜750
1〜3年46,000〜88,000500〜970
4〜6年66,000〜110,000730〜1,200
7年以上150.,000〜1,650〜

引用:How match do accountants really earn?

 

アメリカでも、日本と同様に大企業の方が年収が高い傾向にあります。

 

4〜6年間働けば、年収1,000万円を越すことが可能になります。

夢のある資格ですね。

 

なお、米国でのUSCPAの平均年収は$71,550(2019年)です。(引用:U.S. BUREAU OF LABOR STATISTICS

日本円で790万円くらいです。

 

アメリカでのUSCPAの州別の年収

アメリカのUSCPAの州別の年収について見ていきましょう。

 

以下の表をご覧ください。

平均年収($)平均年収(万円)
ワシントンD.C.96,8801,070
ニューヨーク95,4301,050
ニュージャージー91,4001,000
バージニア84,530930
カリフォルニア83,540920

 

USCPAの年収が一番高いアメリカの州は、ワシントンD.C.でした。

 

さすが首都なだけありますね。

 

USCPAの平均年収はなんと1,070万円という金額になっています。

 

ワシントンD.C.とワシントン州は別の地域です。
下に示す地図の左上がワシントン州(WA)、真ん中右にあるのがワシントンD.C.(DC)です。

 

引用:How match do accountants really earn?

 

日本人はアラスカ州でUSCPAの試験に合格して、その後ワシントン州へトランスファーしてUSCPAの資格を取得するパターンが多いと思いますが、ワシントン州は$73,660(2019年)でした。日本円にすると810万円くらいでしょうか。

 

以下のリンクの左側の「Add Location」に州コード(”WA”など)を入力すると平均年収が見れます。

 

面白いので是非お試しください。

CAREER ONE STOP:https://www.careeronestop.org

 

理由は分かりませんが、なぜか上記のサイトが日本から見れなくなっていますのでご了承ください。

 

海外でのUSCPAの年収

それでは、アメリカ以外でのUSCPAの年収はどうなっているでしょうか。

 

「アメリカの公認会計士なのに、なぜ他国の話をするの?」

と思われるかもしれませんが、USCPAは他国の公認会計士資格の相互承認制度を取っているので、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、メキシコなどの国の公認会計士となることができます。(諸手続きあり)

 

つまり、USCPAを取得すると、他国でも通用するという最強の資格なのです。

 

では、アメリカを含めた他国のUSCPAの年収について見ていきましょう。

平均年収($)平均年収(万円)
ケイマン諸島(イギリス)89,430980
スイス連邦88,570980
モナコ公国71,000780
アメリカ合衆国70,500780
バミューダ諸島(イギリス)69,130760
ヴァージン諸島(イギリス)60,140660
ルクセンブルク公国56,940630
オーストラリア56,910630
日本56,870630
アイスランド共和国55,260610

 

1位はケイマン諸島で、USCPAの年収は980万円となりました。

 

日本のデータも入っており、日本のUSCPAの年収は630万円という結果になっています。

 

アメリカのUSCPAの年収が780万円ですので、日本のUSCPAの方が年収が低いということになります。

 

また、アメリカのUSCPAの州別の1位の年収が1,070万円であり、アメリカの平均年収の比で言えば137%となります。

 

やや強引な方法ですがアメリカのワシントンD.C.というのは、日本で言えば東京ということです。

 

そうなると日本の場合、東京で働くUSCPAの年収は630万円×1.37=863万円と推測できます。

 

おおよそ数字は当たっているような感覚があります。

 

最後にUSCPAについてまとめると、USCPAは汎用性が高く、世界中で活用できる資格で高年収を得られる資格と言えそうです。

 

 

 

転職サイトや転職エージェントをご紹介させて頂いておりますが、まだUSCPAの学習を始めていないという方もいらっしゃると思います。

 

その方々のために、USCPAを勉強し始めるにあたってのご紹介をさせて頂きます。

すでにUSCPAの勉強をし始めている、ライセンスを取得している方は読み飛ばして下さい。

 

USCPA取得を目指したい方へ

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私はアビタスの説明会を受講したその日に申し込みを行いました。

正直、説明会を受講してからどうしようか一度考えてみようと、説明会の前までは思っていました。

 

しかし説明会の最中に急に自分の2、3年後の姿が頭の中をよぎりました。

 

あの説明会を受けた時から勉強していれば、今頃はUSCPAになれていたのに。。。今も社内で同じ仕事。

自分の同期は海外駐在でワールドワイドな仕事をしているのに、自分は未だにここで何しているんだ。。。

異動もできず、同じ課の無能な先輩や無能な上司とこの先ずっと一緒に仕事をしていかなければならないなんて、、、

 

後悔している自分が想像できてしまい、悔しさと虚しさがこみ上げてきました

 

結果、あの時説明会に足を運んでいて良かったと今でも思います。

人生が変わった瞬間で、視野が急に大きくなった感覚がありました。

 

逆に説明会を聞いた後にすぐに受講の申し込みをして勉強をしていなければ、
ただUSCPAの未来を想像しただけで気持ちは大きくなっているが何も習得していない、USCPAの世界についてはやや詳しいけど資格も何も持っていない、いわゆるただの意識高い系のゴミ人間になっていただけでしょう。。。

 

そんな痛い人間だけにはなりたくありませんでした。想像するだけでも情けないヤツだと思いました。

逆に、USCPAを取得できればめちゃくちゃ明るい未来が見える!!!と期待感がMAXになったことも覚えています。

 

ここで何も動かなかったら間違いなく後悔すると思い、説明会の受講後にアビタスの予備校のスタッフに対して口が勝手に「USCPA受講することは確定します。手続きの詳細を教えてください。」と言っていて自分でもビックリしましたが、口を滑らせてしまったにも関わらず全く後悔がなかったことを覚えています。

 

 

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最後に

いかがでしたでしょうか?

 

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USCPAを取得すれば監査法人に高確率で転職することができるため、USCPAはコスパ最強の資格と思います。

 

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