ecoslymeです。
今回は、4大監査法人のPwCあらた有限責任監査法人についてご紹介したいと思います。
USCPA(米国公認会計士)の資格取得を目指している人や取得した人は、監査法人に転職したいから勉強していたという人も多いのではないでしょうか。
しかし、どの監査法人がどんな特色を持っているかまで詳しく調べておらず、USCPAに合格した後に調べようと思っていた人もいるのでは?(私がそうでした)
PwCあらたが前から気になってたけど、年収や評判は良いのかな?
4大監査法人のどれかに転職の内定をもらってからが本番!!
中でも、PwCあらたは他の監査法人と比べてどんな特色を持ってるの?
この記事では、4大監査法人であるPwCあらた有限責任監査法人について、一番気になる年収・評判・採用についてご紹介していきたいと思います。
4大監査法人の総まとめを知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
ecoslymeです。 公認会計士やUSCPA(米国公認会計士)の方が試験に合格(もしくはライセンス取得)したら、多くの人が4大監査法人について調べるのではないでしょうか? 公認会[…]
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目次
PwCあらた有限責任監査法人について
4大監査法人のPwCあらた有限責任監査法人について、どのような会社なのかまずは簡単にご紹介します。
客観的な数字のデータが気になる方は、以下のグラフをポチポチ押して調べてみましょう。
PwCあらたは、世界の4大会計事務所の1つである「PwC:プライスウォーターハウスクーパース」のメンバーファームです。
上記のグラフをいじってもらうと分かりますが、1クライアントあたりの業務収入(非監査証明)がダントツで多いです。
被監査会社数
(2021年6月末日 現在)
金商法・会社法監査 142社 金商法監査 51社 会社法監査 439社 学校法人監査 1社 労働組合監査 – 社 その他法定監査 234社 その他任意監査 290社
合計 1,157社 (PwCあらた有限責任監査法人:業務及び財産の状況に関する説明書類)
USCPAが全体の7%いると公開されています。
規模は他の3つの監査法人と比べると小さくなりますが、非監査証明の収入はトーマツに次いで2位の位置にいます。
監査証明業務の収入は、やはり他の3法人に比べて圧倒的に少ないです。
外資系企業との取引が多い法人になり国際性は高く外人も法人内に多くいますが、外資系の社風というわけではないようです。
4法人の中では、一番積極的にUSCPAを採用している印象があります。
海外クライアントとの業務に興味のある人は、必ずマークしておくべき法人です。
PwCあらた有限責任監査法人の年収
では、気になるPwCあらたの年収はどれほどなのでしょうか。
年収といえども、年齢や役職によって異なりますので、あくまでも参考程度にご覧ください。
役職 | 年収 |
アソシエイト | 約500~800万円 |
シニアアソシエイト | 約750~1,000万円 |
マネージャー | 約1,000~1,500万円 |
シニアマネージャー | 約1,400~2,000万円 |
ディレクター | 約1,500~2,000万円 |
パートナー | 2,000万円~ |
年齢 | 年収 |
20代 | 約500〜1,200万円 |
30代前半 | 約1,000〜1,500万円 |
30代後半 | 約1,300〜2,000万円 |
40代 | 約1,400万円〜 |
50代 | 約1,400万円〜 |
年収は大きなバラツキがあります。
残業代はちゃんと出ますので、残業の大小によって年収は大きく変わります。(残業が多すぎると低評価になるジレンマもありますが)
20代で年収1,000万円行っている人や、30代後半で2,000万円ほどもらっている人もいます。
なお、福利厚生(住宅補助など)はあまり充実していないため、給与に還元されていると考えておいた方が良いです。
PwCあらた有限責任監査法人の評判
次に、PwCあらたの評判はどのようなものなのでしょうか。
年収が高ければ、評判などどうでも良いと思う人もいるかもしれませんが、一旦その企業や法人に就職すると、基準が上がるのは当然ですし、ないものねだりを始めることも十分にありえます。
その他、企業の評判によって今後の将来性も変わってくる可能性もありますし、社風や企業のブラック度合いも読み取れることがあります。
PwCあらたですが、パワハラ関連で裁判がなされました。
この事例だけではPwCあらたが全社的にパワハラの文化があるかは断言できず、この件だけで全てを語ることはできないと思います。
パワハラに関しては顕在化していないだけで、他の民間企業でも十分にあり得ることでしょう。
逆に大きく取り沙汰されたことにより、企業の変革によってそのような風習がなくなっていく方向にいく可能性も十分に考えられます。
配属の運というのもあるかもしれませんが、このような情報はやはり転職エージェントなどを通じてタイムリーに得る方が良いでしょう。
PwCあらた有限責任監査法人の採用
では、PwCあらたの採用状況はどのようなものなのでしょうか。
PwCあらたの採用に関しては、以下の募集情報を見た方が早いでしょう。
例えば「金融機関向け会計監査および各種証明業務【FS】」を見ると、必要なスキル経験で「USCPA」と明記されています。
募集職種が細分化されてたくさん記載されているため、自分の興味のある職種を見てみると良いでしょう。
Web上の情報だけだと不足分があったり、公式HPだと本音などが書けないこともあると思いますので、USCPAの人は転職サイト、転職エージェントに情報をもらった方が絶対に良いでしょう。
転職対策となると話は別になりますので、最善の情報を持って転職活動をしましょう。
もしかしたら自分の求めていた条件ではなかったということもあり得ます。
転職は人生を左右させますが、事前にプロに情報をタダでもらえるので、情報をもらった後に自分でじっくり考えてみるのが良いでしょう。
転職サイトや転職エージェントは登録は無料で、そのエージェントに対する費用は転職者を採用した法人が支払うので、もちろん気にする必要はありません。
変な気をつかって自分の人生を棒に降らないようにしましょう。
無料なのであれば、とことん使い倒しましょう。
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最後に
いかがでしたでしょうか?
USCPAを取得したらすぐに転職の視野を広げるのが吉です。
無駄に何も動かずに時間だけが過ぎてしまうと年齢がただ上がり、転職市場価値が減っていってしまう可能性があります。
転職エージェントはその道のプロなのと、その業界の情報を転職先法人や転職者、転職希望者から集めているので、情報量が格段に違います。
転職サイトや転職エージェントに登録するのは基本的には無料なので、情報収集であったり自分の市場価値を知るためにも、一度はサイトに登録したり、エージェントに相談してみましょう。
また、人生の分岐点である転職の場合、4大監査法人と一口に言ってもその法人が自分の肌に合わなければ一大事です。
今まで一人でなんとかしてきたとか、変に意固地にならずエージェントに頼るのも良いのではないでしょうか。
後悔のない判断ができるように情報収集しましょう。