ecoslymeです。
今回は、4大監査法人の有限責任監査法人トーマツについてご紹介したいと思います。
USCPA(米国公認会計士)を取得した人にとって、今の会社に残るか、監査法人に転職するかで悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
自分のスキルアップや年収をアップさせたいのは当然ですし、地位や名誉も今よりも良い会社で働きたいと思うのは当然のことです。
監査法人に転職したいと考えていても、BIG4と呼ばれる4大監査法人の各々の会社について詳しく知らない人もまたいると思います。
また、4大監査法人の採用状況についても知っておかないと、いくら4大監査法人に転職したいと思っていてもイメージがつきません。
トーマツが気になってるけど、年収や評判は良いのかな?
具体的にどれほど待遇が良い法人なの?
トーマツはどんな特色があるの?
一口に4大監査法人と言っても、4つの各々の法人で特色ももちろん異なります。
この記事では、4大監査法人である有限責任監査法人トーマツについて、一番気になる年収・評判・採用についてご紹介していきたいと思います。
4大監査法人の総まとめを知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
ecoslymeです。 公認会計士やUSCPA(米国公認会計士)の方が試験に合格(もしくはライセンス取得)したら、多くの人が4大監査法人について調べるのではないでしょうか? 公認会[…]
※クリックで公式サイトへ移動します
資料請求後、すぐに資料内容が閲覧可能です。
目次
有限責任監査法人トーマツについて
4大監査法人の有限責任監査法人トーマツについて、どのような会社なのかまずは簡単にご紹介します。
客観的な数字のデータが気になる方は、以下のグラフをポチポチ押して調べてみましょう。
トーマツは世界最大の会計事務所であり、世界の4大会計事務所の1つである「デロイト・トウシュ・トーマツ(Deloitte Touche Tohmatsu)」のメンバーファームです。
さまざまなサービスの中でも非監査業務に強く、特にIPO(株式上場)に強みを持っています。
被監査会社数
(2021年5月末日 現在)
金商法・会社法監査 880 社 金商法監査 12 社 会社法監査 1,090 社 学校法人監査 64 社 労働組合監査 25 社 その他法定監査 528 社 その他任意監査 633 社
合計 3,232 社
監査ではクライアントの業種としては、卸売分野(商社業)、小売分野、金融分野、情報分野に特に強みを持っています。
総合商社のクライアントとしては、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事があります。
また、三菱グループのクライアントも多いのも特色です。
逆に、メーカー(製造業)のクライアントが少なく、自動車メーカーのクライアントが大手監査法人の中で唯一存在しないです。
他の監査法人と比べるとコンサルティング業務向きの監査法人となっています。
社内のIT人材のリソースを活かして、監査業務分野のITイノベーションに乗り出していることも特徴です。
なお、IPOなどに関する部署は営業職カラーが強いこともあり、社風としては体育会系という印象です。
有限責任監査法人トーマツの年収
では、気になるトーマツの年収はどれほどなのでしょうか。
年収といえども、年齢や役職によって異なりますので、あくまでも参考程度にご覧ください。
役職 | 年収 |
スタッフ(役職なし) | 約400~700万円 |
シニアスタッフ | 約800~1,000万円 |
マネージャー | 約1,000~1,200万円 |
シニアマネージャー | 約1,200~1,600万円 |
パートナー | 1,600万円~ |
年齢 | 年収 |
20代 | 約400〜900万円 |
30代前半 | 約800〜1,300万円 |
30代後半 | 約1,200〜1,600万円 |
40代 | 約1,000〜1,600万円 |
50代 | 約1,000万円~ |
年収は大きなバラツキがあります。
残業代はちゃんと出ますので、残業の大小によって年収は大きく変わります。(残業が多すぎると低評価になるジレンマもありますが)
実際には30歳くらいで年収1,000万円行っている人や、30代後半で1,600万円ほどもらっている人もいます。
なお、福利厚生(住宅補助など)はあまり充実していないため、給与に還元されていると考えておいた方が良いです。
有限責任監査法人トーマツの評判
次に、トーマツの評判はどのようなものなのでしょうか。
年収が高ければ、評判などあまり気にする必要もないと思う人もいるかもしれません。
ですが、人間は自己顕示欲が強いので、友人や家族などに自慢できるということも重要な要素になってきます。
その他、企業の評判によって今後の将来性も変わってくる可能性もありますし、社風や企業のブラック度合いも読み取れることがあります。
トーマツは、Web上で検索してみても、大きく悪い評判というものはありませんでした。
トーマツの繁忙期は他の監査法人と同様に4〜5月となりますが、この時期には毎日22時まで残業があり、時には朝残業をすることもあるようです。(これは他の監査法人もあり得ますが)
また、休日出勤も非常に多くなるという評判もあるため、プライベートをちょっと優先したいような人には向かないかもしれません。
ちなみに、商社のように業務後に飲み会が多いという感じな訳ではなく、そのあたりは体育会系ではなさそうです。
監査法人に転職する人は、スキルアップを目指して転職する意識の高い人が多いため、ある程度激務であったりしても覚悟はできているということでしょう。
有限責任監査法人トーマツの採用
では、トーマツの採用状況はどのようなものなのでしょうか。
トーマツの採用に関しては、以下の募集情報を見た方が早いでしょう。
募集内容、日本の「公認会計士」となっているので、USCPAの人は転職サイト、転職エージェントに情報をもらった方が良いでしょう。
ちなみに、募集情報は上記URLから分かりますが、転職対策となると話は別になります。
いくら強い武器を持っていても、ボスの倒し方をその道のプロに教えてもらわないとボスを倒せないですし、倒せたとしても時間がかかります。
転職サイトや転職エージェントは登録は無料で、そのエージェントに対する費用は転職者を採用した法人が支払うので、もちろんあなたが気にする必要はありません。
変な気をつかって自分の人生を棒に降らないようにしましょう。
無料なのであれば、とことん使い倒しましょう。
おすすめの転職・求人サイト、転職・求人エージェント
おすすめの転職・求人サイトをご紹介します。
時間のない方は、上から3社だけでも登録しておけば問題ありません。
※「ジャスネットキャリア」まで登録するのが、時間のない方におすすめです
- 【MS-Japan】 :大手事業会社への転職狙いの方はこちら
- 【マイナビ会計士】 :若手の方はこちら
- 【ジャスネットキャリア】 :監査法人・コンサルファーム・税理士法人への転職狙いの方はこちら
- 【ジャスネットスタッフ】 :経理、経理の派遣への転職狙いの方はこちら ※USCPAの方はジャスネットキャリアへ
【ビズリーチ】 :ハイクラスな転職の案件を見たい方
※クリックで公式サイトへ移動します
※クリックで公式サイトへ移動します
資料請求後、すぐに資料内容が閲覧可能です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
USCPAを取得したら、4大監査法人について1度は調べたくなるかと思います。
トーマツは体育会系の特色なので、合わない人にとっては合わないと思いますが、逆に体育会系の社風の方が部下が従順に従ってくれるためやりやすいと感じる人もいるかもしれません。
転職サイトや転職エージェントに登録するのは基本的には無料なので、情報収集であったり自分の市場価値を知るためにも、一度はサイトに登録したり、エージェントに相談してみましょう。
特に合格直後はテンションも上がっていると思うので、そのノリで色々転職エージェントに聞いてみると良いですよ。
USCPAの勉強を頑張り続けてよかったと思うくらい、良い評価が聞けると思います。