ecoslymeです。
今回は、4大監査法人の有限責任あずさ監査法人についてご紹介したいと思います。
USCPA(米国公認会計士)資格を取得した人がまず真っ先に悩むのが、監査法人へ転職するか、監査法人でもどの法人に転職するかなのかなと思っています。
監査法人の中でも4大監査法人と呼ばれる監査法人があり、その4法人でも各々特色が異なります。
あずさが気になってるけど、年収や評判は良いのかな?
でも4法人の各々の特色は分からないから、ちょっと知っておきたい。
あずさは他の法人と比べてどんな特色があるの?
この記事では、4大監査法人である有限責任あずさ監査法人について、一番気になる年収・評判・採用についてご紹介していきたいと思います。
4大監査法人の総まとめを知りたい人は、以下の記事をご覧ください。
ecoslymeです。 公認会計士やUSCPA(米国公認会計士)の方が試験に合格(もしくはライセンス取得)したら、多くの人が4大監査法人について調べるのではないでしょうか? 公認会[…]
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目次
有限責任あずさ監査法人について
4大監査法人の有限責任あずさ監査法人について、どのような会社なのかまずは簡単にご紹介します。
客観的な数字のデータが気になる方は、以下のグラフをポチポチ押して調べてみましょう。
あずさは、世界の4大会計事務所の1つである「KPMG」のメンバーファームです。
上記のグラフをいじってもらうと分かりますが、公認会計士の数は4大監査法人の中で一番多いです(トーマツと僅差ですが)。
被監査会社数
(2022年6月末日 現在)
金商法・会社法監査 724 社 金商法監査 30 社 会社法監査 1,351 社 学校法人監査 41 社 労働組合監査 13 社 その他法定監査 588 社 その他任意監査 735 社
合計 3,482社
監査ではクライアントの業種としては、電鉄業界に特に強みを持っています。
また、住友グループや三井グループの顧客が多く、中国地方や大阪、名古屋の顧客も多いです。
社風としてはサークル系という印象です。(対して、トーマツは体育会系と言われています)
穏やかな感じの人が多く、協調性やチームワークが良い法人かと思います。
サークル的な感じなので、今はコロナ禍の流れもありどうか分かりませんが、休日に先輩や後輩とゴルフや飲み会なども仲良くやっているようです。
「嫌な上司とプライベートも一緒に過ごさないといけない、、、」、というような負のイメージではないかと思います。
有限責任あずさ監査法人の年収
では、気になるあずさの年収はどれほどなのでしょうか。
年収といえども、年齢や役職によって異なりますので、あくまでも参考程度にご覧ください。
役職 | 年収 |
スタッフ(役職なし) | 約500~600万円 |
シニアスタッフ | 約600~800万円 |
アシスタントマネージャー | 約800~900万円 |
マネージャー | 約900~1,400万円 |
シニアマネージャー | 約900~1,400万円 |
パートナー | 1,400万円~ |
年齢 | 年収 |
20代 | 約500〜800万円 |
30代前半 | 約800〜1,200万円 |
30代後半 | 約1,000〜1,400万円 |
40代 | 約1,000〜1,400万円 |
50代 | 約1,000万円~ |
年収は大きなバラツキがあります。
残業代はちゃんと出ますので、残業の大小によって年収は大きく変わります。(残業が多すぎると低評価になるジレンマもありますが)
実際には30歳くらいで年収1,000万円行っている人や、30代後半で1,400万円ほどもらっている人もいます。
なお、福利厚生(住宅補助など)はあまり充実していないため、給与に還元されていると考えておいた方が良いです。
有限責任あずさ監査法人の評判
次に、あずさの評判はどのようなものなのでしょうか。
年収が高ければ、評判などあまり気にする必要もないと思う人もいるかもしれません。
ですが、人間は自己顕示欲が強いので、友人や家族などに自慢できるということも重要な要素になってきます。
その他、企業の評判によって今後の将来性も変わってくる可能性もありますし、社風や企業のブラック度合いも読み取れることがあります。
あずさですが、東芝の事件などもあり、EY新日本が請け負っていた仕事が流れてきているということもあります。
ここ最近はあずさだけ、監査証明業務のクライアント数がずっと増え続けています。
監査法人全体で人手不足が叫ばれており、残業も厳しくなっている中、業務は増えているためより効率の良い仕事をしないと精神的に大変になってしまうことが想定されます。(これは他の監査法人もそうだと思いますが)
また、余談となりますが、あずさは美人が多いという評判があります。
不純な動機になってしまうかもしれませんが、社内に美人が多いと張り切って仕事ができるのではないでしょうか。
私の職場も美人が非常に多いですが、業務が効率的に回ります。
これは私見ですが、他部署のおじさんが面倒そうな仕事(依頼した業務に対する問い合わせのようなもの)こっちに調べさせようとしてくる時にその美人さんが対応してくれると、そこで面倒な業務依頼がストップします(笑)
なぜかおじさんが自分で対応してくれたり(できるなら最初から自分でやれ)、他の方法を考えてくれたりします。
目に見えないようなメリットは結構あるのではないでしょうか。(この話はこの辺りでストップします。。。)
有限責任あずさ監査法人の採用
では、あずさの採用状況はどのようなものなのでしょうか。
あずさの採用に関しては、以下の募集情報を見た方が早いでしょう。
例えば「募集職種一覧」を見ると、デリバリーセンター管理者で「USCPA」と明記されています。
監査業務ではなく事務所や自宅での勤務のため、クライアント対応が苦手な人にとっては非常に働きやすい環境だと思われる案件もあります。
Web上の情報だけだと不足分があったり、公式HPだと本音などが書けないこともあると思いますので、USCPAの人は転職サイト、転職エージェントに情報をもらった方が良いでしょう。
転職対策となると話は別になりますので、最善の情報を持って転職活動をしましょう。
もしかしたら自分の求めていた条件ではなかったということもあり得ます。
転職は人生を左右させますが、事前にプロに情報をタダでもらえるので、情報をもらった後に自分でじっくり考えてみるのが良いでしょう。
転職サイトや転職エージェントは登録は無料で、そのエージェントに対する費用は転職者を採用した法人が支払うので、もちろんあなたが気にする必要はありません。
変な気をつかって自分の人生を棒に降らないようにしましょう。
無料なのであれば、とことん使い倒しましょう。
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最後に
いかがでしたでしょうか?
USCPAを取得したら、4大監査法人について1社ずつ調べたくなるかと思います。
USCPAを取得すると選択肢が多くなるので、嬉しい悩みではありますが、冷静に1社ずつ調べていきましょう。
自分の認識が転職のプロの意見と違わないか、転職エージェントを確認のために使うのも手でしょう。
転職サイトや転職エージェントに登録するのは基本的には無料なので、情報収集であったり自分の市場価値を知るためにも、一度はサイトに登録したり、エージェントに相談してみましょう。
4大監査法人でも、その法人が自分の肌に合わないこともありますし、クライアントの業界的が自分の肌に合わないという可能性もあります。
後悔のない判断ができるように情報収集しましょう。