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【FASS検定】どんな資格?取得するメリットは?難易度も含めて解説します

ecoslymeです。

 

経理や財務の人で、自己研鑽を通じて自分の会計スキルを高めていきたいと思っている人は多いのではないかと思います。

 

では何を勉強すれば良いのだろうと色々と調べていくと、「簿記」や「ビジネス会計検定」、「BATIC」、「FASS」「USCPA」という単語を耳にして、どのような資格なんだろうと気になった人も中にはいるはず。

 

FASS検定という言葉は、聞いたことはあるけど中身はわからず、一体どのような資格なのか疑問に思う人もいると思います。

 

会計を勉強中の人
FASS検定って社内で時々聞くけどどんな資格、試験なの?
難易度はどれくらいで、受験してどんなメリットがあるの…?
財務・経理で上を目指す人
上司が私の会計スキルを一向に評価してくれない。。。
私の会計や実務の実力が高いことを証明できるテストってないの?

 

FASS検定を受験することによって、どのようなメリットがあるのでしょうか?

 

そこでこの記事では、FASS検定とはどのようなものなのかと、オススメするUSCPAの資格についてもご紹介したいと思います。

 

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FASS検定とは何か

FASS検定試験は、経理・財務分野における客観的な実務知識・スキルの習得度を測る検定試験です。

 

FASSFinance & Accounting Skill Standard(財務・経理スキル検定

 

簿記だけにとどまらず、財務経理の総合的な実務能力を証明することができます。

 

国内唯一の経理・財務の実務に特化した検定試験で、客観的かつ信頼性をもって測定する手段として、高い評価を得ている資格になります。

 

  • FASS検定の特徴

経済産業省が経理、財務人材育成事業の一環として開始

日本CFO協会が委託を受けて検定試験の運営と実施を行っている

・800点満点のスコア制

5段階のレベルでスキル評価

・「経理・財務サービス・スキルスタンダード」をベースに出題

 

つまり、簿記×実務のような試験と考えてもらうと分かりやすいと思います。

 

大企業での認知度が高く、会社によっては社内研修の教材として使用しているところもあります。

 

経済産業省のプロジェクトであることや、経理・財務サービス・スキルスタンダードを作成するのに先進企業50社以上が関わってきたものでもあるので、今後もその認知度は上がっていくものと予想されます。(評価は別として)

 

FASS検定受験をおすすめする人

FASS検定受験は、以下のような方にオススメです。

 

会計の勉強の自己研鑽を考えている人

・簿記(2級など)の知識だけでなく、実務の知識も知りたい人

USCPAの受験を考えており、別の角度から自分の今の実力を知りたい人

 

FASS検定の試験概要について

では、FASS検定はどのような試験なのでしょうか。

 

早速、FASS検定の試験概要について詳細にご紹介します。

 

  • 試験概要について

・試験方法

・出題範囲

・受験資格

・受験料

・申込期間・試験期間

 

試験方法

試験方法は以下のとおりです。

 

・FASS試験:100問(四肢択一)

・FP&A(経営企画スキル):20問(四肢択一) ※オプション科目

・制限時間:90分 ※オプション科目:30分(任意受験)

・試験結果の合否ではなく、800点満点のスコア制5段階のレベルでスキル評価

 

出題範囲

出題範囲についてご紹介します。

 

・「経理・財務サービス・スキルスタンダード」のうち、定型業務として標準化された業務が対象。

・「FASS」試験本体は、「資産」・「決算」・「税務」・「資金」の4分野から構成。

 

上記4分野に回答後、任意で「オプション科目」に回答することが可能。

 

分野業務
資産分野売掛債権管理
買掛債務管理
在庫管理
固定資産管理
ソフトウェア管理
決算分野月次業績管理
単体決算業務
連結決算業務
外部開示業務
税務分野税効果計算業務
消費税申告業務
法人税申告業務
連結納税申告業務
税務調査対応
資金分野現金出納管理
手形管理
有価証券管理
債務保証管理
貸付金管理
借入金管理
社債管理
デリバティブ取引管理
外貨建取引管理
資金管理

 

認定基準

FASS検定とは

認定基準についてご紹介します。

 

点数とレベル、称号の関係についてのまとめ表です。(800点満点)

 

  • 試験結果の評価区分
レベルスコア評価内容
A689点~経理・財務分野について、業務全体を正確に理解し、自信をもって経理・財務部門の業務を遂行できるスキルをもっている。
B641点~688点経理・財務分野のほとんどの業務を理解し、業務を遂行できるスキルをもっている。分野によって、知識の正確さに個人差があるものの、業務を妨げるようなことはなく、適切に対応できるスキルをもっている。
C561点~640点経理・財務分野について、日常の業務を行うための基本的なスキルが身についているが、自己の経験以外の業務への対応力について差が見られる。日常の業務であれば、業務を理解して、支障なく対応できるスキルをもっている。
D441点~560点分野によって、知識の正確性に差があり、不十分な部分が多いが、支援を受けながら、最低限の業務を行うスキルをもっている。
E~440点経理・財務分野について、部分的にしか 理解できていない。今後の努力を期待する。

 

  • 試験結果の評価区分
レベルスコア評価
Green80%~FP&A分野に関する基礎知識を十分身につけています。是非、FP&A検定を受験され更なるキャリアアップを目指してください。
Yellow60%~79%FP&A分野に関する基礎知識がやや不足しています。FP&A実践講座(Eラーニング)で知識の習得に努めてください。
Red~59%FP&A分野に関する基礎知識が不足しています。まずはFP&A実践講座(Eラーニング)第1章を受講されFP&Aとは何か全体像をつかんでください。

 

受験資格

受験資格は特にありません。

 

・試験は上期と下期に分かれており、受験した期間と同じ期間での受験はできません。
例)上期に受験した人は、上期に2回目を受験できません

 

受験料

受験料は、会員と非会員で異なります。

 

・一般 :11,000円

・日本CFO協会法人会員 :8,800円

 

申込期間・試験期間

FASS検定の試験は、上期と下期の二期制受験となります。

 

2021年度の試験は以下の2つの期間(上期と下期)です。

 

 試験期間予約受付期間(2021年)試験実施期間(2021年)
FASS検定上期2月1日~7月28日5月1日~7月31日
下期8月1日~1月28日11月1日~1月31日

 

試験は全国にある試験センターでコンピューターでの受験となります。

 

最新年度の試験期間を知りたい人は、以下のURLから確認してください。

 

【FASS検定】申込期間・試験期間

 

 

受験地については、全国の中から受験地を選択することができます。

 

FASS検定 受験者データについて

FASS検定の受験者データがありますので、参考にしてください。

 

  • 過去累計(2021年9月末時点)
総受験者数69,048人
最高点800点
最低点10点
平均点584点

 

  • レベル別分布
レベル割合
レベルA16.50%
レベルB16.30%
レベルC28.50%
レベルD27.70%
レベルE11.00%

 

総受験者は、2021年9月末時点で約7万人が受験しています。

 

2005年に開始したので、単純計算で年間4,300人が受験しているものになります。

(おそらく開始当初よりも最近の方が増えてきているはずなので、5,000人以上/年は受験しているのではないでしょうか)

 

資格試験の受験者数としてはそれほど多くはないように思います。

 

簿記は3級の場合、年間3回の試験があります。簿記3級の試験だけでも毎回10万人前後の受験者がいます。
簿記が異常なほど受験者が多いです。
BATICは年間3,000人弱が受験し、ビジネス会計検定は年間15,000人が受験しています。

 

FASS検定 難易度について

FASS検定の難易度はどれほどのものなのでしょうか?

 

上のデータでご紹介しましたが、レベルAが16.5%レベルBが16.3%程の割合となっています。

 

レベルAを取得するには、単純な計算で100問中87問以上の正解をしなければいけません。

(90分の試験時間なので、1問1分もかける時間がありません)

 

具体的な情報収集は難しいのですが、Web上の情報をみてみるとAランクを取得するのにはそれほど時間はかからない様子です。

 

勉強時間について実務経験がある人は10時間ほど、実務経験がない人でも簿記2級ほどの知識があれば20〜30時間、問題集を演習すればAランク社取得できるレベルのようです。(もっとデータが必要ですが)

 

  • 勉強時間について(Aランク)

・実務経験あり:10時間

・実務経験なし:20〜30時間

 

つまり、難易度は非常に低いという試験かと思います。

 

FASS検定のサンプル問題

FASS検定のサンプル問題が公式から公開されていますので、興味ある方は以下のリンクをご覧になってください。

 

FASS検定 サンプル問題にチャレンジ

 

サンプル問題の一例を載せます。

 

FASS検定 サンプル問題

FASS>サンプル問題①

 

FASS>サンプル問題②

 

FASS>サンプル問題③

 

FASS>サンプル問題④

 

FASS検定 サンプル問題 答え

気になると思うので、答えの方も載せて置きます。

 

FASS>サンプル問題① 答え

 

FASS>サンプル問題② 答え

 

FASS>サンプル問題③ 答え

 

FASS>サンプル問題④ 答え

 

いくつ正解できましたか?

 

ちょっと受験してみたくなったかも、と思った人もいるのではないでしょうか?

 

FASS検定の学習について

FASS検定を学習するに当たって、おすすめのテキストと問題集をご紹介します。

 

FASS検定 テキスト&問題集

 

購入時には、最新版かどうかをご確認ください。

 

USCPA(米国公認会計士)のススメ

この記事ではFASS検定をご紹介しました。

 

私も会社の先輩から「FASSを受けてみてはどうか?」と言われたことがあります。

 

意外と上の年次の人には、FASSの認知度が高いのかもしれません。

 

ところで、会計だけでなく英語も得意な人で、英語×会計の力をアピールしたい方はUSCPA(米国公認会計士)を視野に入れるのが良いでしょう。

 

FASS検定は、受験者数も簿記よりも少なく日本企業のグローバル化が進む中で、その価値はそれほど高くはならないものと予想されます。(あくまで私の推測です)

 

また、FASS検定のAランクの資格を取ったところで企業が評価してくれるかは、経済産業省のマーケティング能力次第という他力本願です。

(簿記のように日本で非常に有名な民間資格になれば良いですが、FASS検定はどこまで期待できるか不明です。また難易度が低いという点も非常に気になる点です)

 

私はUSCPA(米国公認会計士)ですが、その資格の威力は絶大だと感じています。

 

USCPAに少しでも興味が湧いた方は、一度以下の記事をご覧になってください。

 

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最後に

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いかがでしたでしょうか?

 

FASS検定という言葉は聞いたことがあるけれども、受験したことがなくどんな資格なのか分からなかったという方は、少しはイメージ出来たのではないでしょうか。

 

考える問題というよりは、いかに早く回答するかという試験になるのかと思います。

 

FASS検定は資格取得を目的とする検定試験ではなく、自己研鑽や他の資格取得のための通過点として利用している人が多いのではないでしょうか?

 

USCPA(米国公認会計士)を受験する前に、力試しとしてビジネス会計検定やBATICやFASSを受験する人もいるかもしれません。

 

国際的な会計基準を知っている人は、今後食いっぱぐれることがなくなると考えられますので、一度USCPAについて調べてみると面白いと思います。

 

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