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【USCPA】通年受験制度(Continuous Testing)が便利すぎる【2020年7月〜】

ecoslymeです。

 

従来のUSCPAの試験では仮に同じ科目を通年で受験し続ける(落ち続けて)とき、1年に4回までしか受験ができませんでした

 

これはTesting Windowというもので、受験期間期間が4半期に分かれており、1四半期に1回しか同じ科目を受験できないというものです。

 

USCPA 落ちた人
この前落ちてしまったUSCPAの科目のテストをすぐに受験したい。。。
次のTesting Windowまで3ヶ月も待ってると、勉強して覚えた内容を忘れてしまう、、、
USCPA をひたすら受けたい人
1年に4回も同じ科目を受験できるUSCPAは非常に便利だけど、
欲を言えば、落ちてしまった科目は1ヶ月後にでも再受験したい

 

実は2020年7月にUSCPAの受験制度が変わり、USCPAのテストが通年いつでも受験できるようになりました

 

この2020年7月の新受験制度によって何が変わるのか、どのようなメリットが生じるのかよく分からない人も多いと思いますので、この記事でUSCPAの新受験制度(2020年7月〜)を解説していきたいと思います。

 

従来のTesting Windowの仕組みについても簡単におさらいしていければと思います。

 

USCPAの通年受験制度(Continuous Window)について【2020年7月〜】

USCPAの新受験制度である、通年受験制度(Continuous Window)について、早速ご紹介していきます。

 

従来のTesting Windowとの違いについてもご紹介します。

 

なお、NASBAが以下のURLで通年受験制度についての動画(英語)で説明していますので、ご興味ある方はご覧ください。

 

NASBA:Continuous Testing Overview and Status Map

 

新受験制度と旧受験制度(従来)との違い

 

色のついている箇所が、受験できる期間になります。

 

これだけでは分かりづらいかもしれませんので、詳しく説明していきます。

 

通年受験制度(Continuous Window)

四半期(クォーター)制がなくなり、いつでもUSCPAの科目を受験することが可能になります。

 

不合格の科目も結果が出次第、再受験が可能になるため受験機会が増えます。

 

  • 通年受験制度(Continuous Window)のメリット

・クォーター(期)の設定がなくなり、全ての科目が回数の制約なく通年で受験できるようになった

・3ヶ月に1回、11日〜31日の期間に受験できないという縛りが意外と痛かったが、その縛りがなくなった

・受験会場のテストセンター申し込みが、各四半期の最後(1日〜10日:3・6・9・12月)に混まなくなった(と思う)

不合格科目に関して、結果発表前に再受験の申し込みはできません
合格発表はおおよそ1ヶ月後であり、その後再受験の受験票発行(約1週間)なども行うことを考えると、実質年間で可能な受験回数は5〜7回と想定されます。

 

Testing Window

 

適切な日本語訳が見つからなかったので、Testing Windowとそのまま英語にしておきます。

 

従来の受験方式なので知らなくても良いですが、昔はこんな感じだったのかと知りたい人は是非ご連絡ください。

USCPAの先輩たちの会話に混ざるためには知っておいて欲しい知識です。

 

受験期間の制約

旧制度では受験可能時期は上記のように四半期に分かれており、上図のオレンジ色の月だけが受験可能であり、同じクォーター内で同一科目の受験ができませんでした

 

例えば4月1日にFARを受験した場合、合格発表は6月後半となり、不合格だった場合は7月以降しか再受験できませんでした。

 

つまり再受験まで3ヶ月もの期間空いてしまうことがあり、再受験となると3ヶ月前の受験科目の内容を思い出さないといけないため、精神的なダメージが大きかったです。

 

各期間の期末では

3・6・9・12月に関しては、受験できる期間がその月の10日までとなっており、遅くとも10日までに受験しなければ、11日〜31日は受験ができないので、受験したい科目の実力を最低20日間は維持しなければなりませんでした。

 

1週間20時間勉強している人にとっては、3週間分の60時間が無駄になってしまう可能性がありました。

 

各期末ではテストセンターが空いていないことが多く、毎日テストセンターの日程に空きができないかを確認する不安な作業もありました。

 

テスト本番までの最終調整について

受験前はかなりナーバスになる人も多いと思います。

 

私の場合、MC問題やTBS問題がある程度解き終わり、テストの1週間前に模試の受験・見直しをするというルーティンがありました。

 

本試験受験日に4時間の集中力が出せるように、最終調整を行う必要がありました。

 

3・6・9・12月の11日〜31日に受験できないという期間があったため、その調整が失敗してしまうこともあり厄介に感じていました。

 

旧受験制度を振り返る

新受験制度を知ってから、今感じる旧受験制度のデメリットについてまとめます。

 

  • 旧受験制度のデメリット

・不合格後、落ちた科目をすぐに受験できないため、せっかく勉強してきた内容を忘れてしまう

・テストセンターの予約を取ることが意外と難しく、面倒だった

・自分の勉強のリズムとペースが受験可能期間と合わず、試験本番日に最高の状態で受験できない時がストレスだった

 

個人的には、やはり新受験制度の方がUSCPAの受験者にとって条件が良くなったように思います。

 

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最後に

ベクター 選抜

いかがでしたでしょうか?

 

USCPAの受験が非常に便利になってきているため、USCPAの試験に落ちたとしても柔軟に何回も挑戦することができるようになります。

 

日本の資格試験の場合1年に1回しか受験できず、大きく山が外れてしまうと実力のある人でも運悪く落ちて1年間ずっと勉強しなくてはいけない資格も多々あります。

 

このような運要素が無くなってくることで、USCPAは努力が報われやすい資格になってきたと言えるのではないでしょうか。

 

1回の受験料はバカにならないですが、何回も柔軟に受験できるメリットの方が精神的に大きな安心感が得られると思います。

 

USCPAの4科目概要をもっと知りたい方は以下の記事をご覧ください。

 

【USCPA】4科目(FAR/BEC/AUD/REG)の概要

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