ecoslymeです。
USCPA(米国公認会計士)を生かして転職したいけど、失敗したらどうしようと思う人も中に入るかと思います。
そのため、過去に誰かが体験した転職失敗談について知れれば、自分にも活かせる可能性があるのでありがたいものです。
これじゃあ前の会社で働いていたほうが良かった。
転職先では全く英語を活かせる環境にない。。。
せっかく努力してUSCPAを取得したのに、転職してみたら期待とは全然違った仕事内容で、失望したということになるのは怖いですよね。
グローバルな環境で働きたかったのに国内の泥臭い仕事しかできないため夢に見ていた環境と全く違った、となればまた転職活動を再開しなければなりません。
この記事では、USCPAの資格を生かして転職したけど失敗してしまった例についてご紹介します。
また、転職に失敗しないためのポイントも同時にご紹介できればと思います。
USCPAの転職に興味のある方は以下の記事をご覧ください。
USCPAに強い転職サイト・転職エージェント5選(30代・40代OK)
目次
USCPAの転職失敗談のご紹介
努力してUSCPAのライセンスを取得し、念願の会社に転職できた!
そこまでは良かったのですが、転職先の仕事を始めてから何やら鬱気味に。。。
何があったのでしょうか。
USCPAの資格を利用して転職したけれども失敗してしまったという、USCPA転職失敗談についてご紹介していきたいと思います。
実例を元に、少しフェイクをかけてご紹介します。
- Aさんの例
今までの業種では、仕事の正確性が重視されており、社内では非常に評価されていました。
そのため、転職してもその仕事ぶりが評価されると思っていました。
しかし、USCPAを利用して入ったコンサルティングファーム(M&A事業会社や金融系の会社も同様)では、スピードや成果が重視され、会計スキルだけではなく情報処理能力の高さや上司へのアピール力が必要となり、使えない人扱いされてしまいました。。。
USCPAの知識だけでは太刀打ちできないものでした。
成果もあげられないため、他部署への異動もできませんでした。
結果、元の業界へ出戻りの転職をしましたが、やはりこの業界の方が自分には合っていたとのことです。
- Bさんの例
ずっとドメスティックな仕事をしていたので、昨今のグローバル化に伴い、今後のキャリアに焦りを感じたためUSCPAを取得。
英語が好きで、海外に関わることがしたいと思い、USCPA取得後に希望の会社に転職しました。
海外にこれから積極的に事業範囲を広げていくという会社で、その経験は間違いなく自分のスキルアップにも繋がると考えました。
ところが、その転職先の会社のトップが替わり、経営方針の転換で力を入れて範囲を広げていた海外事業がなくなってしまいました。
これは運が悪かったとしか言いようがありませんが、また転職活動を始めるようです。
- Cさんの例
努力してUSCPAを取得したため、USCPAを活かせる仕事にこだわりました。
仕事内容ばかりに焦点を当てていたため、いざ転職してその転職先で働いてみたところ、給与や福利厚生が思った以上に悪く、妥協しすぎたと後悔してしまいました。
勤務地も変わりましたが、長時間通勤が思いの外辛く、転職を後悔することになりました。
- Dさんの例
USCPAの取得にかかった費用(約150万円)を回収しようと、仕事内容やワークライフバランスよりも給与の高さに重点を置きました。
転職先では想定の年収を得られるとのことでしたが、あまりの仕事の多さに毎日遅くまで残業、土日のどちらかは自宅で仕事という状況になり、ワークライフバランスの悪化に転職を後悔しました。
上司も転職前のゆるい感じの上司ではなく、理論で攻めてくるタイプの上司で精神も疲れてきました。
結局ワークライフバランスが良く、自分の時間が作れるように再度転職を決意しました。
上で紹介した4名の例はUSCPA転職の失敗事例ですが、誰にでも起こり得ることかと思います。
USCPAを取得して舞い上がっていて、その時はなんでもできると思っていたけれども、転職先での生活や仕事を具体的にイメージできておらず、転職ミスマッチとなってしまった事例です。
USCPAの転職で失敗しないために
では、USCPAの転職で失敗しないようにするためにはどうすれば良いのでしょうか?
転職先についてチェックするべきポイントや、USCPA転職成功の例についてご紹介します。
- 転職先についてチェックすべきポイント
①:働き方や社風が合っているか(ワークライフバランスを想像し、受け入れられるか)
②:事業内容や自分の役割、USCPAを活かせる業務があるか(海外売上比率など)
③:給与、勤務形態(1日7時間労働の会社もある)、福利厚生が満足できるか(社宅、住宅手当など)
④:転職組が出世できる環境か(古い体質の会社はプロパー社員の士気の維持のため、転職組を出世させない)
転職は、最終的にはその人の人柄(この人と一緒に働きたいか)、年齢や実務経験などを多角的に評価しているため、企業のニーズは様々です。
USCPAの資格が活かせる転職先の業務内容などは、以下の記事に書いていますので是非ご覧ください。
ecoslymeです。 コスパ最強との呼び声の高いUSCPA(米国公認会計士)。 その所以はUSCPAの資格を取得すれば、転職のハードルが非常に下がるということ。 […]
USCPA転職の成功事例
では、USCPA転職の成功事例についてもご紹介します。
- Eさんの例
・USCPA取得後に希望の会社複数社のセミナーに参加。業務内容について具体的にイメージをつけ、1日の仕事スケジュール内容(何時にどのような仕事をしているか)なども社員に質問した。
・転職エージェントにも登録し、担当エージェントにしつこく希望の会社の社風やブラックな情報などを質問し、受け入れられるか、妥協できるかどうかを自問自答。
・【マイナビ会計士】を利用して、転職活動の進め方などを整理してもらった
・USCPAを取得しているが、会計関係の業務が未経験であり、年齢も考慮してコンサルティングファームをターゲットにした
・スキルアップの意欲や熱意を伝え、応募企業に内定。
・仕事内容や給与、勤務体系は想定通りであったためギャップは小さい。残業時間が長い時もあるが、スキルをつけて次の会社に3年後に転職することをイメージしているので、日々成長を感じて楽しく働けている
- Fさんの例
・会計のスペシャリストになるため、USCPAを取得後監査法人をターゲットに転職活動開始。
・転職アドバイザーと協力して志望動機を確認し、日本企業の海外展開の支援を通じて自分のスキルを高めていきたいと決意。
・転職先でのキャリアプランをイメージさせてもらい、納得。その後は転職アドバイザーの面接対策などを通じて、志望の会社へ転職。
・転職先での仕事内容や企業風土、先輩社員の人柄などのギャップは想定とあまり差がなく、業務やスキルアップに集中できている。
転職は自分の思っていた内容と違うと思うと転職前から非常に怖いですし、不安になります。
ですが、その業界に詳しい転職アドバイザーや転職エージェントと事前に話をしているだけで、思い描いていた転職先の業務内容や給与体系などのギャップが無くなります。
実は転職先に思い描いていた業務内容が全く違った、と転職前に気づくこともでき、転職の失敗を未然に防ぐこともできます。
心構えによって、同じ転職先でも精神的に耐えられることもあるので、ギャップを埋めるためにも転職エージェントに登録することをお勧めします。
転職サイト・転職エージェント利用のおすすめ
転職エージェントは費用がかからない会社が大半なので、実質ノーリスクでハイリターンを得られます。
では、費用がかかる転職エージェント(【ビズリーチ】など)はダメかというと、無料の転職エージェントがある中で事業として成立しているので、アドバイザーの質が非常に高いというように考えられます。
転職エージェントは、応募者の転職が成功した時(入手して数ヶ月後にすぐ辞めないなどの条件もある)に、報酬が支払われるというような仕組みなので、転職エージェントが自分の成果を上げるために適当な転職先を紹介するということはないでしょう。
転職エージェントも、応募者の転職ミスマッチを起こしてすぐに辞められたら困るので、知っている情報は正直に教えてくれると思います。
おすすめの転職サイト・転職エージェントは以下になります。
一度各会社のWebサイトをご覧になって頂ければと思います。
- 【MS-Japan】 :大手事業会社への転職狙いの方はこちら
- 【マイナビ会計士】 :若手の方はこちら
- 【ジャスネットキャリア】 :監査法人・コンサルファーム・税理士法人への転職狙いの方はこちら
- 【ジャスネットスタッフ】 :経理、経理の派遣への転職狙いの方はこちら ※USCPAの方はジャスネットキャリアへ
【ビズリーチ】 :ハイクラスな転職の案件を見たい方
※クリックで公式サイトへ移動します
USCPAの失敗事例についてご紹介していますが、まだUSCPAの学習を始めていないという方もいらっしゃると思います。
その方々のために、USCPAを勉強し始めるにあたってのご紹介をさせて頂きます。
すでにUSCPAの勉強をし始めている、ライセンスを取得している方は読み飛ばして下さい。
USCPA取得のために予備校を利用される場合、一番のおすすめはアビタス
特に今まで会計を勉強してこなかった人や、実務で会計を利用していない会計未経験の方はアビタスの利用が必須条件というくらいおすすめです。
定期的にアビタスにて無料でUSCPAのオンライン説明会が開催されています。
説明会に参加するのはもちろん無料ですので、予備校選びに迷っている方も独学の方も一度は説明会を受講されることを強くおすすめします。
ここで動かなければ、恐らく今と同じ生活から一生抜け出すことはできません。
1日くらい休日の数時間を潰して説明会に参加してみて下さい。
(今までは会場に足を運ばなければなりませんでしたが、オンライン説明会になったので説明会参加のハードルは大きく下がっています)
仮に説明会参加後にUSCPAに興味がなかったということが分かったとしても、その行動力はどこかで意味のあるものとなってきます。
私はアビタスの説明会を受講したその日に申し込みを行いました。
正直、説明会を受講してからどうしようか一度考えてみようと、説明会の前までは思っていました。
しかし説明会の最中に急に自分の2、3年後の姿が頭の中をよぎりました。
「あの説明会を受けた時から勉強していれば、今頃はUSCPAになれていたのに。。。今も社内で同じ仕事。」
「自分の同期は海外駐在でワールドワイドな仕事をしているのに、自分は未だにここで何しているんだ。。。」
「異動もできず、同じ課の無能な先輩や無能な上司とこの先ずっと一緒に仕事をしていかなければならないなんて、、、」
と後悔している自分が想像できてしまい、悔しさと虚しさがこみ上げてきました。
結果、あの時説明会に足を運んでいて良かったと今でも思います。
人生が変わった瞬間で、視野が急に大きくなった感覚がありました。
逆に説明会を聞いた後にすぐに受講の申し込みをして勉強をしていなければ、
ただUSCPAの未来を想像しただけで気持ちは大きくなっているが何も習得していない、USCPAの世界についてはやや詳しいけど資格も何も持っていない、いわゆるただの意識高い系のゴミ人間になっていただけでしょう。。。
そんな痛い人間だけにはなりたくありませんでした。想像するだけでも情けないヤツだと思いました。
逆に、USCPAを取得できればめちゃくちゃ明るい未来が見える!!!と期待感がMAXになったことも覚えています。
ここで何も動かなかったら間違いなく後悔すると思い、説明会の受講後にアビタスの予備校のスタッフに対して口が勝手に「USCPA受講することは確定します。手続きの詳細を教えてください。」と言っていて自分でもビックリしましたが、口を滑らせてしまったにも関わらず全く後悔がなかったことを覚えています。
「自分は地方だから予備校に通えない」、「近くにアビタスがないから他の予備校を考えよう」と思っている方は特に注意してください。
アビタスはUSCPAの合格実績がNo.1です。
家の近くにないという理由で予備校を変更することは命取りになります。
他社の教材は難しすぎて、1科目目を受験すらせずに挫折する可能性が十分考えられます。
(逆に言えば、ふるい落としで残った受験者は非常に優秀)
USCPA受験に必要な単位を取得するのに、アビタスは自宅のPCで教材を見ながら簡単に取得できます。
しかし他社の場合はテストセンター会場に20回以上も通わなければならず、教材を見ずにテスト受験しなければならないと、ハードルがかなり高い可能性があります。
USCPAの勉強は基本的に自分のパソコンを使ってE-Learningで行うことが多いです(私はE-learningのみで合格しました)。
つまり、アビタスは自宅の場所がどこにあろうと関係ありません。
よく考えてから予備校を選びましょう。
どうしても説明会に参加出来ない方、セミナー参加が面倒な方、今すぐにでも説明を聞きたい方は電子資料を請求をすることもできます。
「説明会の参加」と「資料の請求」は共に以下のボタンから可能です。
なお、アビタス
他の予備校と比較することが可能なので、この機会に申し込んでおきましょう。
ここで動かなければ、この先あなたの人生は何も変わりません。
説明会に参加すれば、USCPAに関するお得な本(1,000円相当)がプレゼントされる場合もあります。(ご確認下さい。あくまでおまけ程度のものですが)
※以下のリンクをクリックすればセミナー申込み/資料請求が可能です
※クリックで公式サイトへ移動します
資料請求後、すぐに資料内容が閲覧可能です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
自分はUSCPAだからどこにでも転職できて、成功すると考えている人もいるかもしれませんが、一度自分を客観的に見るためにも、他人の意見を聞いてみるのも良いと思います。
また、人の失敗談というのは非常に貴重で、自分がその状況に陥らないようにするために事前に対策ができます。
自分の体験が他人にメシウマされてしまうと悔しいですよね。
人の失敗を自分の身に置き換え、自分でなくてよかったと想像してみましょう。
自分の将来のことを本気で考えるようになるかと思います。
ecoslymeです。 コスパ最強との呼び声の高いUSCPA(米国公認会計士)。 その所以はUSCPAの資格を取得すれば、転職のハードルが非常に下がるということ。 […]