【USCPA】BECの試験問題を実際に解いてみましょう!

ecoslymeです。

 

USCPA(米国公認会計士)って資格に興味があるけれど、どんな問題が出るの?

 

FARに引き続き、早速USCPAの問題を見てみましょう。

 

この記事ではBECBusiness Environment and Conceptsいわゆる企業経営環境・経営概念についてご紹介します。

 

管理会計がメインと思って頂ければと思います。

 

なお、BECは理系の人には有利なのではないかと思っています。私は理系ですが、とっつきやすい内容が多かったです。

 

早速、実際にどのような問題が出題されるのか具体的な問題をご紹介したいと思います。

 

 

実際にUSCPAの問題を解いてみましょう

USCPAの問題は下記のURLからお試しで受験することが可能です。

 

AICPAが提供しているサンプルのテストとなります。

 

なお、過去問は個人には配布されておらず、各予備校や出版社へ提供されますので悪しからず。

 

https://www.aicpa.org/becomeacpa/cpaexam/forcandidates/tutorialandsampletest.html

 

BEC

 

 

上記サイトの「Practice with the BEC sample test」をクリックするとサンプルテストを受けることができます。

 

次の画面の「Launch」をクリックしてスタート。

 

この時、画面の「Your Launch Code」をコピーすることを忘れ無いでください。次の画面で詰みます。

 

CONFIRMと書いてある左の枠内に、上の「Your Launch Code」を入力して、CONFIRMをクリックしてください。

 

次の画面で、下のボタンを押せばOKです。

 

問題は5題あります。

 

第1問

以下の意思決定方法のうち、ある地域で収益性を上げようとしている経営者(manager)にとってどれが最も有効でしょうか。ただし、経営者は主要な機械の操作には限られた知識しかないものとします。

 

経営手法に関しての問題です。

 

これも予備校のテキストでは説明されていますが、ちょっと難しめの問題かもしれません。

 

一定期間における生産量や生産能力(スループット)の最大化を目的とする理論(手法)が正解となります。

 

工程全体のスループットを阻んでいる制約条件たるボトルネックを重点的に管理し、改善するべきものであるというものです。

 

これはTheory of constraints(制約条件の理論)ですTOCとも略されます。

 

機械や装置に詳しくなくても利用できる手法です。

 

よって正解は、Theory of constraints

 

第2問

ある企業が3月中に完成品10,000ユニットの製造を予定しています。標準DL(Direct Labor cost:直接労務費)は完成品1ユニットあたり2.4DL時間($20/時間)となり、$48.00/ユニットの費用になります。3月中、実際は完成品9,000ユニットの製造でした。生産には完成品1ユニットあたり2.5DL時間($21/時間)となり、$52.50/ユニットの費用になります。この企業の3月のDL賃率差異はいくらでしょうか。

 

これはみてわかる通り計算問題です。

 

賃率差異(Rate variance)価格差異(Price variance)と同じ意味です。

 

この差異分析の計算はパターンが限られており、出れば正直チャンス問題です。

 

 

上の表がすぐに作れるようになります。

 

DLの場合、Y軸Rateとして、X軸時間とします。

 

AP:Actual input Price

SP:Standard input Price

AQ:Actual Quantity

SQ:Standard Quantity

 

求める部分は黄色の部分です。

 

面積を計算すれば良いだけなので、$1/hr×9,000×2.5hr=$22,500。

 

よって正解は$22,500

 

第3問

プロジェクトはそのプロジェクトからのCF(キャッシュフロー)のPV(現在価値)が以下の場合受け入れるべきである。

 

これは簡単な問題です。

 

PVという用語の意味を知っているかどうかというところでしょう。

 

PVは将来のCFを割引率で割って合算したものです。

 

どいういうことかというと、例えば1年後の99万円って、今の価値にするといくらでしょうか?

 

いやどう考えても99万円だろ、という考えがよぎるかもしれませんが、ファイナンスの考えでは違います

 

下部に投資すると年率10%で利子が付きますという条件であれば、今の90万円を投資していれば1年後には99万円になりますよね。

 

つまり、1年後の99万円のPV(現在価値)は90万円と小さくなります。

 

これを、1年後の場合、2年後の場合と割引しながら足し算してPVを求めます。

 

PVが初期投資を上回れば、これは投資する価値ありという意思決定になります。

 

そのため正解は、Greater than initial investment

 

第4問

USの製造会社がメキシコで生産運営をしています。生産コスト(生産とヨーロッパへの運送費)は116.50ペソで、そこでは20ユーロで販売されます。仮に、0.1099 USドルで1メキシコペソ買えて、0.8928 USドルが1ユーロを買える場合、この売上でいくらのUSドルの利益額でしょうか。

 

単純な数学ですね。

 

英語が分かれば、小学生でも解ける問題かと思います。これが出来なければUSCPAの受験を再考すべきです。

 

なお、本番では表計算ソフトが使えるので、計算は手で行う必要はありません。

 

116.50ペソ=116.59×0.1099 USドル=12.80335 USドル

20ユーロ=20×0.8928 USドル=17.856 USドル

 

求める利益は、20ユーロー116.50ペソ=17.856ー12.80335=5.05265≒5.05

 

正解は数字の最も近い、$5.06

 

第5問

アメリカに本社を置き、27の国々で運営している会社があります。昨年に別の国での運営を拡大するために子会社を購入しました。COSOに基づくと、新しい外国でのベンチャー企業をモニタリング統制するために一番強い仕組みは以下のいずれでしょうか。

 

COSOとは、トレッドウェイ委員会組織委員会(Committee of Sponsoring Organizations of Treadway Commission)のことで、これはBECだけでなく、AUDの範囲でかなり出てきます。

 

監査や内部統制では超重要語句です。

 

一見4つ目の選択肢がそれらしい答えに見えます(oversight:監視/見落とし、litigation:訴訟、regulation:規制)。

 

oversightは”見落とし”という意味もありますが、ここは”監視”でしょう。

こういう用語はかなりやっかいです。意味が180度違ってきます。

 

海外となると、国内からの目が届かなくなってしまうので、監視、監督するのは非常に難しいです。

 

逆に、その会社の内部監査がしっかりしていれば安心して見守ることができます。不正が起きにくいです。

 

よって正解は、An internal audit is being performed

 

USCPAでは消去法で回答する問題が多く存在します。

 

優先順位が一番のものを選ぶのが正解ということが多々あるため、選択肢は基本的に全部見る必要があり、選択肢は全て意味を知らなくてならないことがあります。

 

アビタス(Abitus) E-Learning動画(BEC)

アビタス(Abitus)のE-Learning動画がありますので、是非一度ご覧になってください。

 

E-Learning講義のイメージが掴めると思います。

 

動画は2012年と古いですが、最新Ver.は画質も良く、講義の質も更に高いのでご安心ください。

 

 

私はアビタスのE-LearningのみでUSCPAに合格しています。(教室での講義もあります)

 

アビタスは、USCPAの合格実績がNo.1です。

 

資料請求も、説明会参加も無料なので、一度行動を起こしてみましょう。

 

 

※クリックで公式サイトへ飛びます

 

 

 

最後に

さて、皆さんは何問解けたでしょうか?

 

もちろん今の時点で全て解ける必要はなく、2、3問正解していれば上出来かと思います。

 

勉強すれば解けるかも! と思った方も多いのではないでしょうか?

 

英語で専門用語を覚えれば以外とすんなり出来る分野です。

 

1問も解けなかった方も、学習すれば解けるようになっていきます。見なれない単語も見なれる単語となっていき、スラスラ読めるようになります

 

今回紹介できませんでしたが、Writing(Written Communication)の対策も必要で、BECではこれが一番の難敵です。(15%の出題比率

 

この記事をきっかけに、USCPAの資格取得に興味を持った方がいれば非常に幸いです。

 

次はAUDの試験の問題を解説しますので、是非こちらも一緒にご覧下さい。

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BECのWC(Written Communication)も記事を作成しましたので、こちらもご覧下さい。

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