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【RPA】主要5大ベンダーと製品名、その求人数と提示年収について

ecoslymeです。

 

RPAという言葉を最近よく聞くけれども、いったいどんなメーカー(ベンダー)や製品があるの?

そんな疑問を持つ方は多いでしょう。

 

RPAが流行りだしてからまだ間もないため、RPAの市場がどのようなものか分からない人が多いのは当たり前です。

 

この記事では、日本のRPAの市場で主要な5大ベンダーとそのベンダーが提供しているRPAソフトの製品名についてご紹介します。

 

また、RPAの技術を身につけたところで需要ってあるの?

と、思われている方々にも分かりやすいように、RPA技術者の需要がどれほどあるか紹介したいと思います。

 

なお私としては、システムに詳しくない初心者でも学べば扱いやすいWinActorをオススメしています。

 

WinActorについて更に知りたい方は、参考書が出版されていますので購入をおすすめします。

理解が倍速で早まります

 

 

RPAの市場について

RPAの市場についてまずは紹介したいと思います。

 

日本のRPAの5大ベンダーは以下の5社と言われています。

 

・NTTデータ

・UiPath

・RPAテクノロジーズ

・Blue Prism

・Automation Anywhere Enterprise(オートメーションエニウェア)

 

5大ベンダーは各々RPAソフトを提供していますので、この製品名をまとめます。

 

会社名RPA製品名
NTTデータWinActor
UiPathUiPath
RPAテクノロジーズBizrobo!
Blue PrismBlue Prism
Automation Anywhere EnterpriseAutomation Anywhere

 

NTTデータとRPAテクノロジーズ以外は、自社の名前がRPA製品名となっています。

 

RPAの市場について

次に、RPAの市場についてご紹介します。

 

各社の売上金額などを調べるのは難しいので、マイナビが調査した「【レポート】720社が回答、導入したRPAツール第1位は」の結果を利用してみます。

 

720社が回答した導入したRPAツールについて、私の方で円グラフを再作成しました。

 

以下のデータは2018/8/1時点でのデータのため、情報は古いことご了承下さい。

「トライアル導入・トライアル完了」の段階と、「本格展開中・本格展開完了」の段階で分けています。

 

トライアル導入・トライアル完了

トライアル導入・トライアル完了WinActorUiPathBizrobo!その他
300人以上53%19%19%9%
300人未満49%24%16%11%

 

 

本格展開中・本格展開完了

本格展開中・本格展開完了WinActorUiPathBizrobo!その他
300人以上33%15%34%18%
300人未満56%5%22%17%

 

 

 

300人以上の大企業では、まずはWinActorから検討して、その後Bizrobo!を本格導入する割合が多いようです。

WinActorが50%以上も最初の導入検討にあがるとは、NTTデータの知名度の高さや安心感があるのでしょう。

 

300名未満の会社も導入段階では、300名以上の会社と同じような割合になっています。

 

300名未満の会社では、逆にWinActorBizrobo!の本格導入の割合が増えUiPathの本格導入が非常に少なくなります。

 

要因としては、価格や操作性、サポート体制などがあると思いますが、ここでの明言は避けさせて頂きます。

 

シェアとしては、WinActor、Bizrobo!、UiPathといった順番でしょうか。

※NTTデータは、WinActorがシェアNo.1と公言しています

 

WinActor > Bizrobo! > UiPath

 

300名以上の会社は300名以下の会社の親会社である可能性が高く、まずは親会社から導入し、子会社へ展開していくという流れが想定されます。

 

そのため、300名以上の会社(親会社が多いと想定)が多く利用するWinActorのシェアが増加すると考えています。

Bizrobo!はWinActorのデスクトップ型ではなく、サーバー型となっています。

 

子会社は親会社がいるため、サーバー型よりもデスクトップ型を好む可能性が高いのではないかと私は思いますので、Bizrobo!よりもWinActorのシェアが増加すると考えました。

 

RPAの製品別 求人状況

次はRPAの製品別の求人状況についてまとめたいと思います。

RPAの技術者となって転職するとなると、一体どの製品でスキルを磨いていけば良いのか気になると思います。

 

そこで、ビズリーチが運営する日本最大級の求人検索エンジン「スタンバイ」で求人情報をまとめました。

検索ワードは、「RPA」+「RPA製品名」で行っています。

 

なお、検索ワード「RPA」では、16,621件となりました。

 

RPAの製品別 求人数と提示年収

それでは早速結果を見ていきます。

5社合計の求人数は、3,008件でした。

 

16,621件のうち、3,008件なので少なくなっていますが、これは求人の条件定義でRPAが扱える人、といった曖昧な求人があるのが要因でしょう。

また技術者ではなくマネージャー職の求人となれば、RPAの製品名を求人に載せる必要はなく、マーケティングの今後の展開の話が焦点となることから、そういった曖昧な求人が多いのかと考えられます。

 

会社名NTTデータUiPathRPAテクノロジーズBlue PrismAutomation Anywhere Enterprise(オートメーションエニウェア)
RPA製品名WinActorUiPathBizrobo!Blue PrismAutomation Anywhere
求人数9861,41342870111
300万円〜3134071004864
400万円〜30740192061
500万円〜202298914660
600万円〜181260874557
700万円〜125172712940
800万円〜61115552831
900万円〜3174302627
1,000万円〜2951212423

 

求人数の割合をグラフにまとめます。

 

なんと、求人数ではUiPathが一番となりました。

それに続き、WinActorBizrobo!となり、大きく離されてAutomation Anywhere(オートメーションエニウェア)Blue Prismとなりました。

 

正直、シェアNo.1のWinActorが1番多いと思っていたので驚きでした。

この要因は正直わかりませんが、導入した企業が大きい企業が多く(UiPathのRPA導入事例には、伊藤忠商事、YKK、RICOH、DNPなどの大企業の名前があります)、それだけ人数が必要なのでしょうか。

 

それとも、外資系企業に主に導入されていて、転職が活発なためなのでしょうか。

 

年収別の求人数のグラフは以下になります。

 

どのRPA製品も各年収の層に満遍なく存在します。

 

詳しく見ていくため、各年収でのRPA製品の割合を見ていきます。

 

今度は逆に、少数派であるBlue PrismAutomation Anywhere(オートメーションエニウェア)高額な年収帯の割合に多いという結果になりました。

求人は高額帯も比較的多いです。

これは興味深いですね。

 

この2台のどちらかを扱うことができれば、転職した時の年収は高額になる可能性が高いです。

 

Bizrobo!はどの年収帯でも同じくらいの割合で募集がありますね。

 

以上をまとめます。

 

求人数はUiPathが1番多く、順にWinActorBizrobo!となる。

 

年収1,000万円以上の求人割合は、UiPathWinActorが多いが、Blue PrismAutomation Anywhereも多い。

 

RPAエンジニア転職について

RPAエンジニアへの転職についてご興味がある方は、以下の記事をご覧下さい。

 

IT業界未経験でも事務作業の業務知識を持っている方が、RPAエンジニアとして転職する例は少なくありません。

 

IT業界にしかいない人よりも事務作業の業務フローの理解度が高く、本質的な事務作業の効率化方法を分かっているため、市場価値が高いと考えられます。

 

自分の市場価値をこの機会に調べてみませんか?

 

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  • レバテックキャリア

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最後に

いかがでしたでしょうか。

 

5つのRPAソフトの内、どのソフトが今後につながるのか分かりましたでしょうか。

 

求人数は少ないけれども、技術を身につければ高額の年収の企業へ転職できる可能性があるBlue Prism、Automation Anywhere。

求人数の多い、WinActor、UiPath、Bizrobo!。

 

私としては、やはり求人数が多い方が良いと思っています。

シェアの小さいソフトの場合、大手にシェアが取られてしまっては元も子もないですし、何と言っても転職の幅が狭くなってしまいます。

 

結局は各ソフトとの相性になるのかもしれませんが、今後のRPAシェアの展開を予想しつつ、導入を検討してみてはいかがでしょうか。

 

また、既にRPA製品を導入されている方は、市場の状況を改めて認識し、今後の社内展開やRPAソフトの再検討など考えてみてはどうでしょうか。

 

RPAを導入される場合、知っておくべきことがあるので、是非以下の記事もご覧下さい。

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