ecoslymeです。
皆さんの中で、エクセル(Excel)を昔使っていた時は、共有フォルダ上で複数名でエクセルの編集ができたのに、急にできなくなってしまった、と思われた方はいないでしょうか?
前は「ブックの共有」という項目が選べたのに、いつの間にか消えている、、、
これができなければ、誰かがエクセルを開いて保存して閉じるまで何もできない、、、
そして、その後何人も待っているので、自分の番が回ってくるのは一体いつになるのか。
この記事では、そんな「ブックの共有」を復活させる方法をご紹介します。
この機能を一回も使われたことのない方は、非常に便利な機能なので、是非会社や学校で使ってみて下さい。
結果
「校閲」タブに「ブックの共有(レガシ)」が設定された
ブックの共有を設定する方法
それでは早速、「ブックの共有」を設定する方法をご紹介します。
エクセルの画面左上にある「ファイル」をクリックしてから、オプションを選択して下さい。
下記のように設定して下さい。
- 「リボンのユーザー設定」を選択し、「すべてのコマンド」を選択
- 右枠のうち、校閲の中にある「保護」をクリック
- その後、右下の「新しいグループ」ボタンをクリック
- 左枠のうち、「ブックの共有(レガシ)」と「ブックの共有を解除」を選択し、追加ボタンをクリック
- OKをクリック
ここでのポイントは、「ブックの共有」だけでなく、「ブックの共有を解除」まで選択するということです。
中途半端にブックの共有だけしか設定しなければ、解除したい時にできなかったり、あなた以外この操作方法(解決方法)が分からない可能性が生じてしまいます。
解除できなければ一部操作が制限される項目があるので、結構困ってしまいます。
上記ができれば、以下のように「校閲」タブに「ブックの共有(レガシ)」と「ブックの共有を解除」が表示されました。
ブックの共有中にできないこと
ブックの共有中にできないことがあります。
できないことの中で主に使用する機能を一覧にまとめてみます。
- セルの結合
- セルの挿入
- 行や列の削除
- シートの削除
- グラフの作成
- ピボットテーブルの作成
- 行や列を挿入する操作
他の誰かが編集していた時に、劇的に邪魔してしまう行為というのは基本的にできないということになります。
行や列を挿入することはできても、行や列を削除することはできないのはそのためです。
最後に
いかがでしょうか?
意外と知らなかった人もいるのではないでしょうか?
エクセルでは、昔利用できていた便利な機能がバージョンアップされることによって利用できなくなる、ということがあります。
その場合、本当に利用できなくなることもあれば、この記事のように復活させられる場合もあります。
こんな機能が実はあるんじゃないか?
といったことを常に考えてそれをWebで検索して探していく、ということだけでも仕事の効率化に非常に役立つ場合があります。
それを見つけた時は非常に喜ばしいものです。推測力(仮説を考えられる力)を鍛えられることも出来ます。
日々の仕事の効率化には、便利な新しい知識を得ていくということが重要です。
無駄な業務作業時間をどんどん削減していきましょう。